https://news.yahoo.co.jp/articles/66d44783be5020cb9a91a2e35b9135ba3adb41db

 新型コロナウイルスに繰り返し感染すると、その後で新たな症状が出たり、長期間続いたりするリスクが高くなるとの研究結果が報告された。


米セントルイス・ワシントン大学の臨床疫学者ジヤド・アリー博士らのチームがこのほど、査読前論文として公開した。新型コロナ再感染による健康上のリスクを調べた初の研究とされる。

チームは新型コロナに1回感染したことのある25万人あまりと、2回以上感染した3万8000人の健康記録を比較。対照グループとして、感染記録のない530万人のデータも使用した。繰り返し感染した人の内訳は、2回が3万6000人、3回がおよそ2200人、4回が246人だった。

その結果、2回以上感染したグループは1回だけのグループに比べ、直近の感染から6カ月以内に死亡するリスクが2倍以上、入院のリスクが3倍にも上ることが分かったという。

2回以上感染した人は、肺または心臓疾患や倦怠(けんたい)感、消化器と腎臓の不調、糖尿病、神経系疾患のリスクが高まることも明らかになった。


コロナは感染で免疫が出来るとかではなく、感染を繰り返すほど感染者がくたばる