【為替】円安の終わりが近い理由 1ドル=120円割れも? [田杉山脈★]
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今年、急激に進んだ円安が転換点を迎えています。
今まで円安をもたらしていた理由がなくなるため、
場合によっては数カ月のうちに、
★1ドル=120円割れまでの急激な円高もあり得る★と私は見ています。
そもそも、なぜ円安が進んだのでしょうか。
重要なのは、ドルの上昇は対円だけではなく、
世界中の通貨に対してだということです。
ここまでの円安・ドル高水準は24年ぶりですが、対ドルではユーロも20年ぶり、英ポンドは37年ぶりの安値。
★円が独り負けではない★のです。
背景にあるのはコモディティー(商品)価格の上昇と、それを加速した地政学リスクの高まりです。
原油も天然ガスも、基軸通貨のドルでしか買えません。
コモディティーの高騰は、特に新興国でドル不足を招き、ドル相場を押し上げました。
(略)
円安の巻き戻しが迫る
投機的な円安・ドル高の結末はいつも同じで、
★急激な円高への巻き戻し★です。
1998年に1ドル=147円台まで進んでいた円安は、米ヘッジファンドのLTCM(ロングターム・キャピタル・マネジメント)が破綻すると数カ月で108円台まで円高に。 リーマン・ショック前の07年に1ドル=124円台まで進んでいた円安は、サブプライム問題の表面化後に反転し、
1ドル=75円に迫る超円高につながりました。
米国では株と不動産の両方でバブル崩壊が起きつつあります。
インフレ退治のための利上げは、米国景気をハードランディング(硬着陸)させるでしょう。
米国は少ない企業による寡占(オリゴポリー)状態の業界が多く、コスト高の価格転嫁が容易なため、
構造的にインフレが起きやすい経済です。
短期的な利益を重視する株主至上主義の影響もあり、ハードランディングなしのインフレ抑制は現実的ではありません。今後数カ月のうちに、
米国のリスク資産が一斉に売られる局面が来る可能性があり、
だとすればキャリートレードの巻き戻しに伴う急激な円高も必然です。

繰り返しますが、今年の円安は「日本離れ」ではありません。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB173O20X11C22A0000000/