新型コロナ: 「デルタクロン型」、ブラジル初の感染者 米欧でも確認: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN15DVL0V10C22A3000000/
ブラジル保健省は15日、新型コロナウイルスの変異型「デルタ型」と「オミクロン型」の特徴を併せ持つ
混合変異型「デルタクロン型」の同国初の感染者を確認したと明らかにした。
デルタクロン型はすでにほかの地域でも感染者が出ている。世界保健機関(WHO)は9日の記者会見で
フランスとオランダ、デンマークでも確認されたと明らかにした。米国でも感染者の存在を報告する論文が
査読前の医学系論文を公開するメドアーカイブに掲載されている。
デルタクロン型は1月にキプロスの研究者が発見したと報告した。当初は技術ミスによる誤検知ではないかという指摘もあったが、
その後WHOなども混合変異型の存在を認めた。

現在、各国の体制は大幅に緩められた状態にある為、デルタクロンに対する詳細なデータは得られていないと思われる
もっとも、デルタクロンは予想される変異の中では比較的分かり易い代物でその登場は早い段階で予想されてはいた
デルタクロンが広がった場合、重症率が上がってしまう懸念もある
また、デルタクロンは変異の途上段階とも考えられており、ここから更なる変化をしないかも重要になる