https://agora-web.jp/cms/wp-content/uploads/2022/03/f673168b18cfc2a68373290422d7b4bc.png 出典:第76回厚生科学審議会資料
65歳以上ー2021年の全死亡超過死亡の発生とコロナワクチン接種数の関係


医療逼迫が超過死亡の原因なのか?

新型コロナの流行やそれに伴う医療の逼迫が超過死亡の原因ということであるが、大都市圏のみでなく、コロナによる死者がほとんど報告されていない鳥取県や島根県を含めて、全国一律に超過死亡が観察されていることへの説明が必要である。


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コロナワクチン接種後の死亡
図2
出典:第73回厚生科学審議会資料

わが国で報告されたコロナワクチン接種日から死亡までの日数を示すが、死亡日は接種当日、翌日、翌々日に多く、1週間以内に集中している。ワクチン接種直後から死亡が観察されているのが特徴的である。

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図3
出典:国立感染症研究所・感染症疫学センター

2021年1月から9月末までの週毎の超過死亡を示す。破線が予測死亡数を示すが、1月の最終週以降、全国で高齢者のワクチン接種が開始される4月12日までは、観測死亡数が予測死亡数を超えることがなかった。すなわち、この間には超過死亡は見られなかった。ところが、ワクチン接種が開始された翌週からは、一貫して観測死亡数は予測死亡数を超え、9月末までの超過死亡の総数は4万人を超えている。