老い先短い高齢者と比べて、子どもや若者は時間あたりの価値が高い存在だ。
同じ1年間でも、高齢者と若者では、そこで得られる経験や学びに大きな差がある。
考えてみてほしい。小学4年の子どもや高校3年の若者がまともに学校にも通えず
行動を制限され、友人とロクに触れあうこともできない状況を。

その一方、すでに青春を謳歌して社会人としての務めも終えた老人たちは
日がな一日テレビを見たり、店でカラオケに興じたりしている。
コロナ騒動の期間、高齢者を優遇したばかりに子どもや若者が被った不利益は
計り知れない。私はたとえ「差別主義者!」と罵られようと
老人より優先されるべきは子どもや若者だと主張し続ける。
なお「リモート授業(リモートワーク)、ぜんぜんラクだったっすよ。
オレはずっとこの生活が続いてほしいっす」なんていう若い連中のことは
ここでは無視する。貴殿らは社会が元に戻っても
その勉強のやり方/働き方が続けられるよう教師や上司に要求すればいい。