高齢者施設で“手遅れ死”多発…第6波死者数突出の大阪では6割超の施設が医療提供ナシ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/301784

第6波の新規感染者数は減少傾向が見られるものの、死者数は高止まりが続く。
最も深刻なのが高齢者施設だ。医療が行き届かずに命を失う“手遅れ死”が多発している。

厚労省によると、14〜20日の1週間に全国で発生したクラスターは、過去最多の1253件。
高齢者施設などの「福祉施設」が699件と最も多く、「学校・教育施設」276件、「医療機関」179件をはるかにしのぐ。「飲食店」はわずか9件だった。

■3月にも第6波死者が1万人超え

24日の参院予算委員会で、岸田首相は高齢者施設に医療が届いていない問題について「施設への医療従事者の派遣単価の拡充など強化を行っている」と答弁。
カネを積めば何とかなると思っているのか。

高齢者施設の前倒し接種に“ブレーキ”をかけた岸田政権の罪は大きい。