京大大学院の藤井聡教授

藤井氏は実体験をまじえて解説。「先週、イタリアとドイツとスイスに学会で行ってきたんですけど、行く時はドキドキしながら行ったんですよ。どんな規制があるんやろうと」と述べた上で、「何の規制もないし、マスクしてる人なんて全然いないし、入国する時も何の検査もないし、他の3つの国に入る時、どの国もそういう状況だった」と、“肩すかし”を食らったことを明かした。

 続けて藤井氏は「空港にPCR検査場って物凄く広い所があるんですけど、ガラガラなんですよ。それに行ってるのは日本人だけなんです。なぜなら日本人は日本に帰る時に陰性証明がいるから、日本人はそこにいるんだけど、他の国にはそんな規制がないから、誰もいないんです。こんなに騒いでるのは日本だけ」とキッパリ。さらに「ロイターのホームページに感染者数の推移が載ってるんですけど、その推移のデータ、よその国は閉まってるんですよ。だから、コロナの問題は、欧州は終わってるんですよ。だから日本だけが調べてるから世界一になってるんです」と断言した。