新型コロナウイルスワクチンを手がける米モデルナのポール・バートン最高医療責任者(CMO)が27日、都内で共同通信社の取材に応じ「オミクロン株に対応した新しいワクチンを秋にも提供できるよう準備を進めている」と明らかにした。

 新ワクチンは、従来品にオミクロン株に特化した成分を合わせたもの。6月に臨床試験のデータが公表される予定で「有効性が確認された。(日本で今月、新設された)緊急承認制度を使って早期に届けたい」と話した。