「分かっていた」 三笘薫&上田綺世、大学時代から培った阿吽の呼吸で生まれたゴール

後半12分、三笘のスルーパスから上田がチーム3点目をマーク

 U-24日本代表は、12日に行われた国際親善試合・ジャマイカ代表戦に4-0で勝利した。東京オリンピックのメンバー発表前、最後の一戦は選手たちにとって重要なアピールの場。そのなかでMF三苫薫(川崎)とFW上田綺世(鹿島)は、絶妙な連携からチームの3点目を挙げている。

 後半12分、自陣の左サイドでボールを受けた三苫は、1タッチをして前方にドリブルを仕掛けた。背後から追いかけてくる相手を振り切ろうとしたところで、前方には別の選手がカバーに入ってきた。ボールを隠すように中央へドリブルした三苫の前では、上田がトップスピードに乗るタイミングを待ち構えていた。そして、三苫から出たボールが届く瞬間にトップスピードになった上田は、DFに体を寄せられる前にループシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。