朝顔が咲くような時期に、陰鬱とした空気が漂う、山の中の小屋から出てきた彼女たちの名前は、美穂とかなと言った。

唐突に彼女たちは、何かを広げ始め、しばらく座っていた。

『ねぇ、誰か来たらどうする?』
『殺す。』

二人はそれだけはなし、本題に入っていった。

"私達はなぜお菓子が好きか?
私達はなぜここに居るのか?
私達は死んでいるのか?"

水たまりにお日様が落っこちて、彼女たちは急に熱に包まれた。

私達、平気よ。

死ぬ事ってどういうこと?

私達って何?

太陽に触れてみたい。

明日の朝になればすべて分かることでしょう。

神様はそれらを見て、そう思っていました。