当時反響を呼んだ、現職公安当局幹部の覆面証言。
『オウム』が突きつけるもの(『週刊プレイボーイ』1995年8月15日)
国松長官銃撃事件について、この幹部はこのように語っています。
「先年起きた、ある企業の役員クラスの人物の射殺事件との関連性について調査中とだけ申し上げておきます」 (注:住銀名古屋支店長事件と思われる)

国松警察庁長官狙撃事件は赤報隊事件を彷彿させる。
事件の渦中に鈴木邦男が週刊誌『SPA!』の連載で、「赤報隊と会った」と衝撃の証言をして反響を呼んでいたが、鈴木は「一連のオウム事件にも赤報隊が関与しているといわれている」と書いていた。
鈴木は、国松が赤報隊摘発に執念を燃やしていたことも指摘していた。
そしたら、赤報隊関係者が警告のために鈴木の自宅に侵入して机に何かを置いたらしく、さすがに鈴木は怖気づいてそれ以上書くことを断念。
また、同様に赤報隊と会ったことのある野村秋介もオウムと接触していた。