8086ベースのMS-DOS互換環境に、単に安価なフレームバッファ+αとしてV9938相当を組み合わせ
9938のVRAMを64KBバンク×3枚でCPU空間にマッピング、VDPが舐めている行以外はCPU側からもノーウェイトで直接アクセスできる環境を想定したエミュレーション環境で遊んでみたことはあるが

16bitバスで接続されたCPUとVRAMを28MHz相当で駆動すれば、graphics6モードで16ドット漢字コンソールを想定した書き換えスクロールでは、CPU転送でも1行(4KB)書き換えをフレーム期間内どころかVブランク内でさえ楽勝で充足できたが
VRAMが8bit接続で3.58MHz駆動のままでは、CPU側が28.64MHz駆動でもCPU側バックバッファからVRAM側裏画面バンクへのgraphics4の画面1枚24576bytesの転送すら、少なくともCPU転送ではフレーム内にすら間に合わない

結論としては、3.58Hz駆動でM1サイクルウェイトまで掛かるMSX2で、CPUからVRAMを直接書き換えらられれば高速化できたはずだ?まあ夢見んな…ってオチ

ボトルネックはVRAMの実効帯域