一方、猫や蛇が夜、月や星の明かりで照らされているところと、光の届かない暗いところを獲物を探して行き来する場合、

人間と同じようにいちいち光の加減で目をくらませていては命取りです。

そのため、一瞬で瞳孔を拡張あるいは収縮し、光を調整することができるような、細く縦長の瞳孔を持つようになりました。

縦長の瞳孔は暗いところでは大きく広がり、わずかな光でもしっかりと取り込みます。

一方、昼間明るいところでは限界まで細くなることで、光を取り込みすぎないようにしています。