>>129
続きです。
初めての会話から約一ヶ月が経ち、ヒロとヤスはすっかり打ち解けた。ある日の放課後、ヤスがヒロを家に誘った。二人は制服姿のまま小一時間ファミコンに没頭した。
やがてヒロは疲れて床に仰向けに寝転んで、ハイソックスを伸ばした。
そこにヤスがいきなり馬乗りになって、ヒロの両手を押さえた。
ヒロ「何だよ、やめろよ」ヤス「いいじゃん。大人しくしてれば何もしないから」ヒロは自分より腕力が強いヤスに抵抗しても無駄だと悟った。そしてヤスはヒロの顔をじっと見つめた。ヒロは恥ずかしそうに目を逸らした。