ごく普通の女子高生 橋迫鈴は、謎のお菓子「つぶグミ」を偶然食べたことにより不思議な能力に目覚めてしまう。
そのことを知った悪の組織「アミー」に命を狙われた橋迫は「つぶグミ」の開発者の娘 北原ももに間一髪のところを助けられ、共に「GOODM!X」として戦う宿命にあることを告げられる。
幼馴染のほまれ、同級生の西田、音大のお嬢様有澤、謎多き女結心、それぞれの運命が交差し戦火は拡大の一途を辿っていく…
果たしてGOODM!Xはアミーの野望を打ち砕くことができるのか…
そして「つぶグミ」が開発された真の目的とは……
シャッフル戦隊「GOODM!X」Re:M!X 第四話
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1名無し募集中。。。
2025/03/10(月) 18:12:44.72023名無し募集中。。。
2025/03/12(水) 20:37:58.160 ボンバー
24名無し募集中。。。
2025/03/13(木) 02:08:28.040 地獄からの使者 スパイダーりか
25名無し募集中。。。
2025/03/13(木) 14:06:16.980 グミックス みんなキレイだよ
26名無し募集中。。。
2025/03/13(木) 23:30:05.350 がんばろう グミックス
27名無し募集中。。。
2025/03/14(金) 02:12:09.780 「かっ飛ばせー!お兄ぃー!」
スタンド席から発せられた少女の声援は、グラウンドにいる選手全員の耳に届いていた。それもそのはず、この試合はただの草野球で観客は彼女しかいないのだ。
助っ人で参加することになった兄の応援へと駆けつけた歩果は、自分以外に誰もいない市営球場の三塁側スタンドで一人試合の行方を見守っていた。
『歩果さんだね?隣いいかな?』
突然、横から男性に声をかけられて歩果はそちらを振り向く。そして目を点にして固まってしまった。
「あ、あなたは、、ローキ・ササキ選手……!」
全く予想だにしない訪問客であった。先程のとおりここで行われているのはただの草野球だ。それに彼はメジャーリーガーとして渡米したばかりではなかったか…?
そんな歩果の様子を見ながらローキは落ち着いた口調で話を始めた。『球団があなたのお兄さんと契約をしたがっているんだ。そして僕が交渉人としてここに来たってわけ。』
「は、はあ…」何もかもが突然すぎて歩果は言葉が出てこない。『ルーキーとして最初の仕事が交渉だなんて笑えるよね。』ローキの話す仕草は完全にアメリカンだった。
『球団はあなたが私の大ファンだというのを知っていて僕をここに寄越したんだ。あなたのお兄さんはそれだけ欲しい逸材ってことさ。』
歩果は口が半開きのまま思考をめぐらせる。
お兄は野球が上手だけど、そんなメジャーに行くような人とは…でももしかしたら彼らにしか見抜けない才能があるってこと…?ていうかこのローキさん本物かな…?いやどこからどう見ても本物だけど……
『彼の打席が終わったら早速交渉がしたい。歩果さんも同席してくれるね?』「えっ」ローキの言葉に歩果の思考が途切れる。『ご家族の立ち会いが必要なんだ。』
「わ、わかりました…」なんだか気持ちがふわふわしたまま承諾してしまった。
ローキはそれを見て爽やかなスマイルを覗かせた……
スタンド席から発せられた少女の声援は、グラウンドにいる選手全員の耳に届いていた。それもそのはず、この試合はただの草野球で観客は彼女しかいないのだ。
助っ人で参加することになった兄の応援へと駆けつけた歩果は、自分以外に誰もいない市営球場の三塁側スタンドで一人試合の行方を見守っていた。
『歩果さんだね?隣いいかな?』
突然、横から男性に声をかけられて歩果はそちらを振り向く。そして目を点にして固まってしまった。
「あ、あなたは、、ローキ・ササキ選手……!」
全く予想だにしない訪問客であった。先程のとおりここで行われているのはただの草野球だ。それに彼はメジャーリーガーとして渡米したばかりではなかったか…?
そんな歩果の様子を見ながらローキは落ち着いた口調で話を始めた。『球団があなたのお兄さんと契約をしたがっているんだ。そして僕が交渉人としてここに来たってわけ。』
「は、はあ…」何もかもが突然すぎて歩果は言葉が出てこない。『ルーキーとして最初の仕事が交渉だなんて笑えるよね。』ローキの話す仕草は完全にアメリカンだった。
『球団はあなたが私の大ファンだというのを知っていて僕をここに寄越したんだ。あなたのお兄さんはそれだけ欲しい逸材ってことさ。』
歩果は口が半開きのまま思考をめぐらせる。
お兄は野球が上手だけど、そんなメジャーに行くような人とは…でももしかしたら彼らにしか見抜けない才能があるってこと…?ていうかこのローキさん本物かな…?いやどこからどう見ても本物だけど……
『彼の打席が終わったら早速交渉がしたい。歩果さんも同席してくれるね?』「えっ」ローキの言葉に歩果の思考が途切れる。『ご家族の立ち会いが必要なんだ。』
「わ、わかりました…」なんだか気持ちがふわふわしたまま承諾してしまった。
ローキはそれを見て爽やかなスマイルを覗かせた……
28名無し募集中。。。
2025/03/14(金) 02:17:53.590 『この下の控室に関係者を待機させてる。僕たちも先に入って待っていようか。』
ローキが席を立つと、歩果はそれの後をついていく。2人がスタンドから階段を降りようとしたその時…
「「「危なーい!!」」」
グラウンドから一斉に発せられた声とほぼ同時に、お兄の打ったファウルボールがローキの頭部に命中した……!
「ロ、ローキさん!!大丈夫ですか!?」うずくまるローキに歩果が慌てて声をかける。
頭を抱えたローキの顔は…この世の物とは思えない歪な化け物になっていた…
「ひぁ、、」歩果は腰が抜けて階段にへたり込む。
『イタタ ボクハ ダイジョウブ アナタノ ツブグミ タベテイイカナ?』「え、え、なに…」『ア マチガエタ!』
ローキの全身はみるみるうちに怪人へと変わり果てていた。立ち上がれない歩果はわけもわからないまま、階段を這いつくばって逃げようとする。
怪人はそんな歩果の足首を片手で掴んでひょいと持ち上げると、逆さ吊り状態でもがく歩果を見ながら歪んだ笑顔を見せた。
『イタダキマース』お行儀良い言葉に合わせて、人を丸呑みするために作られたような大口が開く…
その瞬間!猛烈な突風が階段を怒涛のように吹き抜け怪人を吹き飛ばした!怪人は外の支柱に打ちつけられ、ずるずると床へ落ちていく。
怪人の手から離れた歩果は階段に落っことされ、ごろごろとそのままフロアまで転げ落ちた。
そして再び立ち上がったその姿は、全身が真っ白なスーツで覆われていた……!
ローキが席を立つと、歩果はそれの後をついていく。2人がスタンドから階段を降りようとしたその時…
「「「危なーい!!」」」
グラウンドから一斉に発せられた声とほぼ同時に、お兄の打ったファウルボールがローキの頭部に命中した……!
「ロ、ローキさん!!大丈夫ですか!?」うずくまるローキに歩果が慌てて声をかける。
頭を抱えたローキの顔は…この世の物とは思えない歪な化け物になっていた…
「ひぁ、、」歩果は腰が抜けて階段にへたり込む。
『イタタ ボクハ ダイジョウブ アナタノ ツブグミ タベテイイカナ?』「え、え、なに…」『ア マチガエタ!』
ローキの全身はみるみるうちに怪人へと変わり果てていた。立ち上がれない歩果はわけもわからないまま、階段を這いつくばって逃げようとする。
怪人はそんな歩果の足首を片手で掴んでひょいと持ち上げると、逆さ吊り状態でもがく歩果を見ながら歪んだ笑顔を見せた。
『イタダキマース』お行儀良い言葉に合わせて、人を丸呑みするために作られたような大口が開く…
その瞬間!猛烈な突風が階段を怒涛のように吹き抜け怪人を吹き飛ばした!怪人は外の支柱に打ちつけられ、ずるずると床へ落ちていく。
怪人の手から離れた歩果は階段に落っことされ、ごろごろとそのままフロアまで転げ落ちた。
そして再び立ち上がったその姿は、全身が真っ白なスーツで覆われていた……!
29名無し募集中。。。
2025/03/14(金) 12:06:05.020 ありがとう グミックス
30名無し募集中。。。
2025/03/14(金) 21:50:05.660 グミックス みんなカワイイよ
31名無し募集中。。。
2025/03/15(土) 01:45:49.730 ほのほの参戦
32名無し募集中。。。
2025/03/15(土) 10:34:04.850 がんばろう グミックス
33名無し募集中。。。
2025/03/15(土) 18:16:04.790 グミックス みんなカワイイよ
34名無し募集中。。。
2025/03/16(日) 05:48:05.200 グミックス みんなキレイだよ
35名無し募集中。。。
2025/03/16(日) 05:51:08.800 ブラウザから書き込もうとするとCookieが壊れたとかメッセージが出て書けない
36名無し募集中。。。
2025/03/16(日) 13:48:05.680 グミックス みんなカワイイよ
37名無し募集中。。。
2025/03/16(日) 23:20:06.910 グミックス みんなキレイだよ
38名無し募集中。。。
2025/03/17(月) 00:27:51.830 これまでのあらすじ(リサマル&サオリVSキソ編)
キソによるヤマザキ会長の抹殺を阻止したリサマルとサオリ。
追い詰められたキソは化け物に姿を変え、仲間の怪人を次々と捕食して巨大化する。
リサマルはサオリ(とズッホ)に逃げるように提案。
玉砕覚悟?かと思われたが、リサマルには"秘策"があるようで…
キソによるヤマザキ会長の抹殺を阻止したリサマルとサオリ。
追い詰められたキソは化け物に姿を変え、仲間の怪人を次々と捕食して巨大化する。
リサマルはサオリ(とズッホ)に逃げるように提案。
玉砕覚悟?かと思われたが、リサマルには"秘策"があるようで…
39名無し募集中。。。
2025/03/17(月) 01:00:49.300 (某所?の廊下)
サオリは気絶したズッホを背負って無限に続く廊下をひたすら走っていた。
「まったく、こんな重い荷物をw捨てていきたいわ。でもあんな事言われたら。」
『リトキャメの行方?そこで寝てる女狸でも脅せば喋るから』
「なんて言われたらねえ。いっそこいつ叩き起こして聞くこと聞いたらポイしちゃおっかw」
「あのー、サオリ…さん、起きてるんですけどー」
「なんだ女狸が狸寝入りか。ウケるw」
「サオリさーん、そんなぞんざいな扱いしていいんですかー。大好きなリトキャメちゃんの行方教えませんからねー」
「チッ…女狸の癖に脅しかw本当面倒。」
(本当はリトキャメがどこ行ったか知らないんだけど、サオリの態度がムカつくからちょっとからかっちゃおwww)
「あれ?黙った?私の言う事聞いてくれる?w」
「うるさい、黙れ。」
「えー、私にそんな口聞いていいのー?」
「いいから、黙ってそのまま振り返るな。」
「私に命令するなんていいの?w大事なリトキャメちゃんがどうなっても…ぎゃあああああああああああああああっ!」
サオリたちの背後から蛇のような細長い物体がシャーッと音を立てて迫ってくる。
「くっ、私としたことがしくじったか。カワイくないな。」
サオリの右脇が血で滲み、血の跡が延々と廊下に続いていた。
「行くしかないか…」
意を決して再び走り出すサオリ。しかしその足取りは徐々に鈍っていた。
サオリは気絶したズッホを背負って無限に続く廊下をひたすら走っていた。
「まったく、こんな重い荷物をw捨てていきたいわ。でもあんな事言われたら。」
『リトキャメの行方?そこで寝てる女狸でも脅せば喋るから』
「なんて言われたらねえ。いっそこいつ叩き起こして聞くこと聞いたらポイしちゃおっかw」
「あのー、サオリ…さん、起きてるんですけどー」
「なんだ女狸が狸寝入りか。ウケるw」
「サオリさーん、そんなぞんざいな扱いしていいんですかー。大好きなリトキャメちゃんの行方教えませんからねー」
「チッ…女狸の癖に脅しかw本当面倒。」
(本当はリトキャメがどこ行ったか知らないんだけど、サオリの態度がムカつくからちょっとからかっちゃおwww)
「あれ?黙った?私の言う事聞いてくれる?w」
「うるさい、黙れ。」
「えー、私にそんな口聞いていいのー?」
「いいから、黙ってそのまま振り返るな。」
「私に命令するなんていいの?w大事なリトキャメちゃんがどうなっても…ぎゃあああああああああああああああっ!」
サオリたちの背後から蛇のような細長い物体がシャーッと音を立てて迫ってくる。
「くっ、私としたことがしくじったか。カワイくないな。」
サオリの右脇が血で滲み、血の跡が延々と廊下に続いていた。
「行くしかないか…」
意を決して再び走り出すサオリ。しかしその足取りは徐々に鈍っていた。
40名無し募集中。。。
2025/03/17(月) 12:58:40.190 グミックス みんなキレイだよ
41名無し募集中。。。
2025/03/17(月) 23:55:31.190 >>28
「な、なにこれ…」
自分の姿に困惑する歩果。しかしながら無尽蔵のパワーが身体にJIN JIN JIN JIN流れ込んでくるのを感じて、自分は特別な力を手に入れたことを本能的に理解した…!
『ツブグミィ!』食事の邪魔をされた怪人は怒り狂いながら立ち上がった。そして歩果の姿を見るや否や猛スピードで襲いかかる!
──消えないTatoo(あざ)になれ──
怪人が獰猛に噛みついた場所に歩果はいなかった。その代わり怪人に刻み込まれた無数の斬撃と刻印…
歩果は怪人の背後に涼やかに佇んでいた。そして手元には激しく発光したビームサーベルが唸りをあげていた…
『トッポ…』怪人は妙な断末魔をあげながら倒れると同時に爆発した…!
「い、今の…私がやったの…?」
歩果は手に握られたビームサーベルを見ると、自分で持っておきながらそれが放出してるエネルギーに圧倒されてしまった。
これはいったい何で出来てるんだろう…?顔に近づけないように遠目でジロジロとサーベルを眺める歩果。『ねえ!』そんな不審な後姿に少女が声をかけた。
ギクっと飛び上がる歩果。『ずっとそんな格好で居たら怪しまれちゃうよ。』「あ、いや、これはその…」『変身解除してあげよっか?』「えっ?」
後ろを振り向くと、パッツン前髪の少女が立っていた……
「な、なにこれ…」
自分の姿に困惑する歩果。しかしながら無尽蔵のパワーが身体にJIN JIN JIN JIN流れ込んでくるのを感じて、自分は特別な力を手に入れたことを本能的に理解した…!
『ツブグミィ!』食事の邪魔をされた怪人は怒り狂いながら立ち上がった。そして歩果の姿を見るや否や猛スピードで襲いかかる!
──消えないTatoo(あざ)になれ──
怪人が獰猛に噛みついた場所に歩果はいなかった。その代わり怪人に刻み込まれた無数の斬撃と刻印…
歩果は怪人の背後に涼やかに佇んでいた。そして手元には激しく発光したビームサーベルが唸りをあげていた…
『トッポ…』怪人は妙な断末魔をあげながら倒れると同時に爆発した…!
「い、今の…私がやったの…?」
歩果は手に握られたビームサーベルを見ると、自分で持っておきながらそれが放出してるエネルギーに圧倒されてしまった。
これはいったい何で出来てるんだろう…?顔に近づけないように遠目でジロジロとサーベルを眺める歩果。『ねえ!』そんな不審な後姿に少女が声をかけた。
ギクっと飛び上がる歩果。『ずっとそんな格好で居たら怪しまれちゃうよ。』「あ、いや、これはその…」『変身解除してあげよっか?』「えっ?」
後ろを振り向くと、パッツン前髪の少女が立っていた……
42名無し募集中。。。
2025/03/18(火) 00:02:33.400 少女は自分よりもだいぶ年下に見えた。そんな少女がこの不思議なパワーの何かを知ってるんだろうか…?
『じっとしてて。』
少女はスタスタと歩果に近づいてそのまま背後に回る。そして首の後ろあたりでピッ!と音がした途端、歩果のスーツは一瞬光を帯びた後に消えてしまった。
「も、戻った…!」自分の身体をぺたぺた確認する歩果の様子に少女は微笑んだ。
『これはあくまで緊急措置。これからは自分で変身と解除ができるようにならないとダメだよ。』少女は短いステッキの様な物をシャキン!と仕舞う。
「あ、ありがとう。ていうか、あなた誰?この力は何なの?」歩果の質問責めにも少女はフンッと自慢げに笑っていた。
『私は優芽!これからあなたのサポートをすることになるわ。この力はそうね…あなたがつぶグミに選ばれたとでも言うべきかしら。』
「つ、つぶグミ…」さっきの怪人もそんなことを言っていたような…
『あなたの特別な力は文字どおり無限の可能性を秘めているの。さっき怪人を斬り伏せたようにね。あれもほんの一例よ。』
歩果は先程の力が全身にみなぎる感覚を思い出す。
『これからはあなたの覚醒を知った色んなやつらがその力を狙いにやってくるでしょうね。そしてあなたの役割はそんな悪い奴らを片っ端からやっつけることよ!』
得意げな優芽とは対照的に歩果は困惑していた…
『じっとしてて。』
少女はスタスタと歩果に近づいてそのまま背後に回る。そして首の後ろあたりでピッ!と音がした途端、歩果のスーツは一瞬光を帯びた後に消えてしまった。
「も、戻った…!」自分の身体をぺたぺた確認する歩果の様子に少女は微笑んだ。
『これはあくまで緊急措置。これからは自分で変身と解除ができるようにならないとダメだよ。』少女は短いステッキの様な物をシャキン!と仕舞う。
「あ、ありがとう。ていうか、あなた誰?この力は何なの?」歩果の質問責めにも少女はフンッと自慢げに笑っていた。
『私は優芽!これからあなたのサポートをすることになるわ。この力はそうね…あなたがつぶグミに選ばれたとでも言うべきかしら。』
「つ、つぶグミ…」さっきの怪人もそんなことを言っていたような…
『あなたの特別な力は文字どおり無限の可能性を秘めているの。さっき怪人を斬り伏せたようにね。あれもほんの一例よ。』
歩果は先程の力が全身にみなぎる感覚を思い出す。
『これからはあなたの覚醒を知った色んなやつらがその力を狙いにやってくるでしょうね。そしてあなたの役割はそんな悪い奴らを片っ端からやっつけることよ!』
得意げな優芽とは対照的に歩果は困惑していた…
43名無し募集中。。。
2025/03/18(火) 00:28:30.330 「いきなりそんなこと言われても…」当然の感想である。
『まあそれはそうか。でもあなたは1人じゃない。既にあなたと同じ運命を辿って戦いを始めている仲間たちがいるの。』
「そ、そうなの…?」『だからまずはその人たちと合流するといいわ。』
「いいわって…名前も顔もわからないのに…」『大丈夫!つぶグミ同士は引かれ合うの。きっとすぐに会えるよ。』歩果は渋い顔のままうーんと唸っている。
『それまでの間、ピンチになったら私が駆けつけるからさ!』そう言って優芽は小型の機器を歩果に手渡した。
『発信機みたいな物よ。身につけてさえいれば、あなたのつぶグミ反応から危険を察知できるの。』「は、はあ…」
?マークを頭の上に浮かべてる歩果に構わず、優芽の顔はドヤっていた。
『細かいことは今度説明してあげる!とりあえず今日は私もう帰るから!宿題やらなきゃ!』「え、ちょっと、」いきなり子どもな理由が出てきて困惑に拍車をかける。
『それに、あなたも早く球場に戻った方がいいよ!』「…あ!そうだ、お兄の試合…!」
歩果はここに来た当初の目的を思い出した。
『しばらくはあいつら出てこないと思うけどさ、それちゃんと身につけててよ!?』
優芽は改めて小型機器を指差す。
『近いうちにまた会いましょう?今日のこともこれからのことも、ちゃんと説明してあげる。』歩果はこくりと頷いた。
『じゃあね!』優芽が敷地の出口に向かって歩きだすと同時に、歩果は球場へと駆け戻って行った…
『まあそれはそうか。でもあなたは1人じゃない。既にあなたと同じ運命を辿って戦いを始めている仲間たちがいるの。』
「そ、そうなの…?」『だからまずはその人たちと合流するといいわ。』
「いいわって…名前も顔もわからないのに…」『大丈夫!つぶグミ同士は引かれ合うの。きっとすぐに会えるよ。』歩果は渋い顔のままうーんと唸っている。
『それまでの間、ピンチになったら私が駆けつけるからさ!』そう言って優芽は小型の機器を歩果に手渡した。
『発信機みたいな物よ。身につけてさえいれば、あなたのつぶグミ反応から危険を察知できるの。』「は、はあ…」
?マークを頭の上に浮かべてる歩果に構わず、優芽の顔はドヤっていた。
『細かいことは今度説明してあげる!とりあえず今日は私もう帰るから!宿題やらなきゃ!』「え、ちょっと、」いきなり子どもな理由が出てきて困惑に拍車をかける。
『それに、あなたも早く球場に戻った方がいいよ!』「…あ!そうだ、お兄の試合…!」
歩果はここに来た当初の目的を思い出した。
『しばらくはあいつら出てこないと思うけどさ、それちゃんと身につけててよ!?』
優芽は改めて小型機器を指差す。
『近いうちにまた会いましょう?今日のこともこれからのことも、ちゃんと説明してあげる。』歩果はこくりと頷いた。
『じゃあね!』優芽が敷地の出口に向かって歩きだすと同時に、歩果は球場へと駆け戻って行った…
44名無し募集中。。。
2025/03/18(火) 00:32:21.260 ……
…
『こちらソウマ』
─私だ。上手くいったようだね─
『ええ。覚醒とパフォーマンスも問題無し。』
─あの怪人も見事だった。素晴らしい研究成果だよ─
『当たり前を褒められちゃ嬉し恥ずかしですよ。次は彼女を使ってGOODM!Xとの接触を図ります。』
─くれぐれも慎重にな。せっかくの"生まれつきPREMIUM"を手に入れたのだから─
『お任せください。全てはLOTTEのために…』
…
『こちらソウマ』
─私だ。上手くいったようだね─
『ええ。覚醒とパフォーマンスも問題無し。』
─あの怪人も見事だった。素晴らしい研究成果だよ─
『当たり前を褒められちゃ嬉し恥ずかしですよ。次は彼女を使ってGOODM!Xとの接触を図ります。』
─くれぐれも慎重にな。せっかくの"生まれつきPREMIUM"を手に入れたのだから─
『お任せください。全てはLOTTEのために…』
45名無し募集中。。。
2025/03/18(火) 00:45:19.420 とりあえず登場させなければ始まらんということでほのほの参戦
46名無し募集中。。。
2025/03/18(火) 07:47:57.730 星部ショウでは国民的ヒットソングは作れないだろう
47名無し募集中。。。
2025/03/18(火) 16:12:11.050 狼板にはスレ保全されることをなぜか極度に嫌がる人がいる
48名無し募集中。。。
2025/03/18(火) 23:13:09.060 LOTTE万歳
49名無し募集中。。。
2025/03/19(水) 05:57:15.640 ぐみ
50名無し募集中。。。
2025/03/19(水) 17:28:27.640 中国様が無理ならロシア様
51名無し募集中。。。
2025/03/19(水) 23:04:08.910 我々はべつにそこまで大谷翔平のことを好きではない
52名無し募集中。。。
2025/03/20(木) 09:26:25.750 ちょりもSTART0出ようぜ
53名無し募集中。。。
2025/03/20(木) 18:56:37.490 電源ボタン長押しで強制
54名無し募集中。。。
2025/03/20(木) 19:12:47.350 『本当にここにあるの?』『マップ上ではそうなってたみたいだけど…』
『見つけたら欲しい物なんでも買っていいって言ってたよね!楽しみー!』『それは見つけてから言わないと…』
ミハネ、ユウ、フウカ、通称「ひなーず」というコードネームを授かった新入り3人組は、陽も沈んだ頃にとある市営球場の周辺を探索していた。
数分間だけ現れた「PREMIUM反応」をアジトのプログラムが察知したことで、アミーがその真偽を確かめさせようと「ひなーず」を向かわせたのである。
新人に行かせたということからもわかる通り、正直なところアミーはプログラムの反応には懐疑的であった。いくらなんでも数分間というのはあまりに短い…
そうなると仮にPREMIUMなつぶグミや適合者が本当に現れていたとして、今でもその場所に残っている可能性は低いと思っていた。
そんな考えもあり、3人の「初めてのお使い」にはちょうどいい機会だと踏んだのである。
だが初めてのミッションを課せられた3人の意志は高い。所謂「総合運動公園」となっている敷地内の植木の中や倉庫の裏まで徹底的にチェックしていく。そして…
『おおっ!?』フウカの反応に他の2人が駆けつける。
『あったの!?』『何色!?』『ていうかフウちゃんどこにいんの!?』
フウカが用具倉庫の屋根からぴょんと飛び降りてきた。満面の笑みだ。
そんな彼女が右手に握っていた物は……怪人の手首だった。
ずっこける2人にふひゃひゃと笑うフウカ。
『なんだよー』『期待しちゃったじゃん!』
ミハネは気を取り直そうと深くため息をつく。
『まあでも…それも一応持ち帰っておこうか…』
『見つけたら欲しい物なんでも買っていいって言ってたよね!楽しみー!』『それは見つけてから言わないと…』
ミハネ、ユウ、フウカ、通称「ひなーず」というコードネームを授かった新入り3人組は、陽も沈んだ頃にとある市営球場の周辺を探索していた。
数分間だけ現れた「PREMIUM反応」をアジトのプログラムが察知したことで、アミーがその真偽を確かめさせようと「ひなーず」を向かわせたのである。
新人に行かせたということからもわかる通り、正直なところアミーはプログラムの反応には懐疑的であった。いくらなんでも数分間というのはあまりに短い…
そうなると仮にPREMIUMなつぶグミや適合者が本当に現れていたとして、今でもその場所に残っている可能性は低いと思っていた。
そんな考えもあり、3人の「初めてのお使い」にはちょうどいい機会だと踏んだのである。
だが初めてのミッションを課せられた3人の意志は高い。所謂「総合運動公園」となっている敷地内の植木の中や倉庫の裏まで徹底的にチェックしていく。そして…
『おおっ!?』フウカの反応に他の2人が駆けつける。
『あったの!?』『何色!?』『ていうかフウちゃんどこにいんの!?』
フウカが用具倉庫の屋根からぴょんと飛び降りてきた。満面の笑みだ。
そんな彼女が右手に握っていた物は……怪人の手首だった。
ずっこける2人にふひゃひゃと笑うフウカ。
『なんだよー』『期待しちゃったじゃん!』
ミハネは気を取り直そうと深くため息をつく。
『まあでも…それも一応持ち帰っておこうか…』
55名無し募集中。。。
2025/03/20(木) 19:36:45.350 その後も探索を続けたが一向につぶグミは見つからず、適合者らしき人物にも遭遇しなかった。
「こんな時間に何してるんだ!?早くお家に帰りなさい!」『す、すいません!』
3人は怖そうな警備員に声をかけられて思わず謝ってしまった。ただの人間なんて一瞬で捻り潰せてしまうのだが…
『お腹空いたね…』『もう帰ろっか…』モチベーションもだいぶ下がってきていた。
『じゃあ最後にあそこだけ見ていこうよ。』ユウの言葉に2人が頷く。
警備員が遠くへ行ったのを見て、3人が向かった先は敷地の端の方にある武道場であった。
あの建物の裏手と塀の間とか、如何にも探し物が落ちてそうな感じ…
武道場の脇には車が停められるようなちょっとしたスペースがあった。3人はそこから裏手に回っていく。
すると、目的地の建物と塀の隙間からヌッと先客が現れた。
スラっとした背の高いお姉さんとこんな場所でも楽器を背負ってるお姉さん…
「「あっ」」
そのお姉さんたちが彼女たちに気づき、同時に声を発した。そして3人は直感する。こいつら只者じゃない…!
ミハネは即座に2人の前に立ち威嚇のポーズを取った…!
「こんな時間に何してるんだ!?早くお家に帰りなさい!」『す、すいません!』
3人は怖そうな警備員に声をかけられて思わず謝ってしまった。ただの人間なんて一瞬で捻り潰せてしまうのだが…
『お腹空いたね…』『もう帰ろっか…』モチベーションもだいぶ下がってきていた。
『じゃあ最後にあそこだけ見ていこうよ。』ユウの言葉に2人が頷く。
警備員が遠くへ行ったのを見て、3人が向かった先は敷地の端の方にある武道場であった。
あの建物の裏手と塀の間とか、如何にも探し物が落ちてそうな感じ…
武道場の脇には車が停められるようなちょっとしたスペースがあった。3人はそこから裏手に回っていく。
すると、目的地の建物と塀の隙間からヌッと先客が現れた。
スラっとした背の高いお姉さんとこんな場所でも楽器を背負ってるお姉さん…
「「あっ」」
そのお姉さんたちが彼女たちに気づき、同時に声を発した。そして3人は直感する。こいつら只者じゃない…!
ミハネは即座に2人の前に立ち威嚇のポーズを取った…!
56名無し募集中。。。
2025/03/21(金) 01:12:24.980 ひなーず現る
57名無し募集中。。。
2025/03/21(金) 01:29:52.840 >>39
シャーッと音を立て迫る物体。よく見るとキソの"触手"の一部だ。サオリの血の匂いを辿って来たのだろう。
「まったく…飼い主と似て執念深いんだからw」
「ちょっと!サオリ、あんた血だらけじゃないの?大丈夫なの?!早く下ろしてよ!傷だらけのサオリが私背負ってたら追いつかれて私まで食べられて迷惑なんだから!」
「心配してるのか邪魔なのかどっちなんだよw」
「だって、こんなバケモノ…はじめて」
恐怖で錯乱したズッホが意味不明なことを口走っている。
このままでは両方無事では済まない。
しかしなぜかズッホを見捨てる考えは思い浮かばなかった。
「さにこの絆か。私もまだまだ未熟だなw情に流されるとか。」
「サオリ…ごめん。」
ズッホの瞳から溢れる涙。本心か?
そんなことはどうでもいい。サオリはズッホを下ろし振り返ると拳を構え迫り来る怪物と対峙した。
シャーッと音を立て迫る物体。よく見るとキソの"触手"の一部だ。サオリの血の匂いを辿って来たのだろう。
「まったく…飼い主と似て執念深いんだからw」
「ちょっと!サオリ、あんた血だらけじゃないの?大丈夫なの?!早く下ろしてよ!傷だらけのサオリが私背負ってたら追いつかれて私まで食べられて迷惑なんだから!」
「心配してるのか邪魔なのかどっちなんだよw」
「だって、こんなバケモノ…はじめて」
恐怖で錯乱したズッホが意味不明なことを口走っている。
このままでは両方無事では済まない。
しかしなぜかズッホを見捨てる考えは思い浮かばなかった。
「さにこの絆か。私もまだまだ未熟だなw情に流されるとか。」
「サオリ…ごめん。」
ズッホの瞳から溢れる涙。本心か?
そんなことはどうでもいい。サオリはズッホを下ろし振り返ると拳を構え迫り来る怪物と対峙した。
58名無し募集中。。。
2025/03/21(金) 02:17:05.140 「サオリ!まずいよ、反対側からも敵が!」
サオリがズッホの方を振り返ると、遠くから迫る人影がかすかに見えた。
「この気はかなりの手練れ。1対2とかやっかいなんだからw」
「ちょっと!私がいるでしょ!頭数に入れてよ!」
「あら失礼wそれじゃあどちらか相手してくれる?」
「無理ー!」
ズッホはへたれてわなわな震えるだけであった。
「ヤキが回ったかな…全ては私の油断が招いた結果。だけど易々とこの命をやれないしw」
まずはこの化け物から先に片付けるしかない。
サオリは化け物に向かってダッシュした。
「待ってください!」
反対側から叫ぶ声が聞こえサオリは足を止めた。
「あ、あんたは…なんでここに?」
「お久しぶりですサオリさん。」
「おーいっ!私は無視かよっ!」
「久しぶり、マリン。」
三又の槍、トライデントを持つマリンと呼ばれる少女はゆっくりとサオリたちの元に歩み寄った。
マリンから発する闘気に押され化け物は動きを止めた。
「許さない…」
マリンはトライデントを振り上げサオリに突き立てようとした。
「Give me a reason to be awakened Everybody listen!」
サオリがズッホの方を振り返ると、遠くから迫る人影がかすかに見えた。
「この気はかなりの手練れ。1対2とかやっかいなんだからw」
「ちょっと!私がいるでしょ!頭数に入れてよ!」
「あら失礼wそれじゃあどちらか相手してくれる?」
「無理ー!」
ズッホはへたれてわなわな震えるだけであった。
「ヤキが回ったかな…全ては私の油断が招いた結果。だけど易々とこの命をやれないしw」
まずはこの化け物から先に片付けるしかない。
サオリは化け物に向かってダッシュした。
「待ってください!」
反対側から叫ぶ声が聞こえサオリは足を止めた。
「あ、あんたは…なんでここに?」
「お久しぶりですサオリさん。」
「おーいっ!私は無視かよっ!」
「久しぶり、マリン。」
三又の槍、トライデントを持つマリンと呼ばれる少女はゆっくりとサオリたちの元に歩み寄った。
マリンから発する闘気に押され化け物は動きを止めた。
「許さない…」
マリンはトライデントを振り上げサオリに突き立てようとした。
「Give me a reason to be awakened Everybody listen!」
59名無し募集中。。。
2025/03/21(金) 09:53:23.070 ss
2025/03/21(金) 21:49:04.630
続く
61名無し募集中。。。
2025/03/21(金) 22:22:55.26062名無し募集中。。。
2025/03/22(土) 00:27:48.630 >>55
遡ること1時間程、ほまれと一華はとある市営球場の周辺を探索していた。
数分間だけ現れた「PREMIUM反応」を基地のプログラムが察知したことで、たまたま一番近くにいた2人が駆けつけたのだ。
生まれつきPREMIUM… 北原教授の研究レポートにも存在は仄めかされていたが、他の研究に比べると推測の域を出ない内容が目立っていた。
しかし本当に存在するのであれば、そして適合者がいるのであれば、GOODM!Xたちに心強い仲間が加わるはずだ。
ひなーずがライト側、ほまれと一華がレフト側からほぼ同じペースで探索を始め、奇跡的にお互いに全く出会うことなく外周をぐるっと一周していた。
そして2組が別々の探索ルートを辿る中、ほまれと一華が先に武道場に目をつけたのである。
「「あっ」」
塀との隙間から出てきた2人が目にしたのは、3人の少女たちであった。そしてあの服装…!あれは確かアミーたちの…でもあんな子どもたちが本当に……
若干の戸惑いを覚える2人であったが、1人が威嚇のポーズを取ったのを目にして、彼女たちは即座に変身に踏み切った。
威嚇の構えこそコミカルではあったが、そこから溢れんばかりの邪気と殺気は戦闘を決断させるのに十分であった。
そしてその後ろには、触れただけで弾き飛ばされそうな闘志を漲らせる少女と赤い球状のエネルギーを纏わせる少女が構えていた。
ほまれと一華は一瞬だけ目を合わせる。(幼い見た目には惑わされるな…!少しの躊躇も命取りになりかねない…!)言葉を交わさずとも意識は合わさっていた。
2人は同時に構えると、ジリジリと前へ距離を詰めていく。ひなーずはそれに合わせて少しずつ下がり間合いを保ち、相手の動きを探っていた。
相手の表情、構えの固さ、恐らくこの3人は戦い慣れていない…というほまれと一華の考察は当たっていた。
2人はこちらから仕掛けていき、まずはこの実質袋小路のようになっている角から広いスペースへ出ようと考えていた。
そして先手を打つべく一華がバイオリンに手をかけた時、ひなーず達の背景が大きくグニャリと捻じ曲がった……
遡ること1時間程、ほまれと一華はとある市営球場の周辺を探索していた。
数分間だけ現れた「PREMIUM反応」を基地のプログラムが察知したことで、たまたま一番近くにいた2人が駆けつけたのだ。
生まれつきPREMIUM… 北原教授の研究レポートにも存在は仄めかされていたが、他の研究に比べると推測の域を出ない内容が目立っていた。
しかし本当に存在するのであれば、そして適合者がいるのであれば、GOODM!Xたちに心強い仲間が加わるはずだ。
ひなーずがライト側、ほまれと一華がレフト側からほぼ同じペースで探索を始め、奇跡的にお互いに全く出会うことなく外周をぐるっと一周していた。
そして2組が別々の探索ルートを辿る中、ほまれと一華が先に武道場に目をつけたのである。
「「あっ」」
塀との隙間から出てきた2人が目にしたのは、3人の少女たちであった。そしてあの服装…!あれは確かアミーたちの…でもあんな子どもたちが本当に……
若干の戸惑いを覚える2人であったが、1人が威嚇のポーズを取ったのを目にして、彼女たちは即座に変身に踏み切った。
威嚇の構えこそコミカルではあったが、そこから溢れんばかりの邪気と殺気は戦闘を決断させるのに十分であった。
そしてその後ろには、触れただけで弾き飛ばされそうな闘志を漲らせる少女と赤い球状のエネルギーを纏わせる少女が構えていた。
ほまれと一華は一瞬だけ目を合わせる。(幼い見た目には惑わされるな…!少しの躊躇も命取りになりかねない…!)言葉を交わさずとも意識は合わさっていた。
2人は同時に構えると、ジリジリと前へ距離を詰めていく。ひなーずはそれに合わせて少しずつ下がり間合いを保ち、相手の動きを探っていた。
相手の表情、構えの固さ、恐らくこの3人は戦い慣れていない…というほまれと一華の考察は当たっていた。
2人はこちらから仕掛けていき、まずはこの実質袋小路のようになっている角から広いスペースへ出ようと考えていた。
そして先手を打つべく一華がバイオリンに手をかけた時、ひなーず達の背景が大きくグニャリと捻じ曲がった……
63名無し募集中。。。
2025/03/22(土) 00:39:02.150 「「!?」」
思わずほまれと一華の動きが止まる。
そして何も無い空間から突如として現れたのは謎のゲート…
だが2人はこのゲートに見覚えがあった… そしてそれを思い出した途端に全身を悪寒が駆け抜ける。
『え?』
ひなーずたちも何かを察知し、思わず後ろを振り向いた。
ゲートが空間を抉り取るようにしてゆっくりと開いていく……
まるで周りの空気が全てゲートに吸い込まれたかのような息苦しさ。重力が変わったかのように重苦しい。
ゲートから人影が現れると、ほまれと一華は顔を引き攣らせながらその姿を睨む。
『もー、いつまでほっつき歩いてんの?心配で見に来ちゃった!』
そしてゲートから現れた女性は、にこやかに笑って3人の少女へ声をかけた。
『なんだアミーさんかw』彼女たちもその姿を見て笑顔を返す。
そんな長閑なやり取りとは対照的に、ほまれと一華を包む絶望にも似た空気は全く晴れることがなかった…
2人の額に脂汗がじわりと浮かぶ。
アミーの登場は全くの計算外だった。自分たち2人しか居ない状況で相対するのは非常にまずい。それにあの未知数の3人組…
ほまれと一華はこの場で取れる最善策について必死に頭を回していた……
思わずほまれと一華の動きが止まる。
そして何も無い空間から突如として現れたのは謎のゲート…
だが2人はこのゲートに見覚えがあった… そしてそれを思い出した途端に全身を悪寒が駆け抜ける。
『え?』
ひなーずたちも何かを察知し、思わず後ろを振り向いた。
ゲートが空間を抉り取るようにしてゆっくりと開いていく……
まるで周りの空気が全てゲートに吸い込まれたかのような息苦しさ。重力が変わったかのように重苦しい。
ゲートから人影が現れると、ほまれと一華は顔を引き攣らせながらその姿を睨む。
『もー、いつまでほっつき歩いてんの?心配で見に来ちゃった!』
そしてゲートから現れた女性は、にこやかに笑って3人の少女へ声をかけた。
『なんだアミーさんかw』彼女たちもその姿を見て笑顔を返す。
そんな長閑なやり取りとは対照的に、ほまれと一華を包む絶望にも似た空気は全く晴れることがなかった…
2人の額に脂汗がじわりと浮かぶ。
アミーの登場は全くの計算外だった。自分たち2人しか居ない状況で相対するのは非常にまずい。それにあの未知数の3人組…
ほまれと一華はこの場で取れる最善策について必死に頭を回していた……
64名無し募集中。。。
2025/03/22(土) 01:06:42.670 『あれ〜?もしかしてつぶグミちゃんたちもPREMIUMを探しに来たのかな?』
アミーが怪しい笑顔を浮かべて2人を見た。あの品定めをするような視線は相変わらずだ。
「は? 何のことだかさっぱり…!」ほまれは後退りたくなるのを堪えながらぶっきらぼうに答える。
『とぼけちゃって!…あ、もしかしてもう見つけちゃった!?』「だから!何の話かさっぱりだって言ってるじゃん!」
『本当かなぁ…?』「!!?!」
アミーはいつの間にかゲートの前から姿を消しており、その声はほまれの背後から聞こえていた。そして彼女は身体の違和感に気づく。
身体…いや正確に言うとお尻……!アミーはいつの間にかほまれの背後に立ち、彼女のオケツを触っていた…!!
そして耳元で囁く…『正直に言わないと、あなたのつぶグミごと貰っちゃうよ…?』
「ふ、ふざけんな!!」ほまれは身体を反転させながらバックブローを見舞う!…が、それは虚しく空を切った。
振り返るとアミーは既にゲートの前に戻っている…!?
「Va-Va-Voom!!」間髪入れずに一華がバイオリンを奏でて爆烈な衝撃波をアミーに放った!
ゲートを丸ごと飲み込むサイクロンのような攻撃にひなーずたちも思わず横っ飛びで退避する…が、アミーはその場から一歩も動かない。
そしてそのまま衝撃波に飲み込まれていった…
衝撃波はそのまま上昇カーブを描きながら超高速で天空までブッ飛んでいき、やがて夜空の綺羅星の一つとなった…
抉り取られた地面や飲み込まれて舞い上がった草木が落ちてきて、あたり一帯が砂煙に覆われる。
その中で立っている一つの影……アミーであった。
アミーが怪しい笑顔を浮かべて2人を見た。あの品定めをするような視線は相変わらずだ。
「は? 何のことだかさっぱり…!」ほまれは後退りたくなるのを堪えながらぶっきらぼうに答える。
『とぼけちゃって!…あ、もしかしてもう見つけちゃった!?』「だから!何の話かさっぱりだって言ってるじゃん!」
『本当かなぁ…?』「!!?!」
アミーはいつの間にかゲートの前から姿を消しており、その声はほまれの背後から聞こえていた。そして彼女は身体の違和感に気づく。
身体…いや正確に言うとお尻……!アミーはいつの間にかほまれの背後に立ち、彼女のオケツを触っていた…!!
そして耳元で囁く…『正直に言わないと、あなたのつぶグミごと貰っちゃうよ…?』
「ふ、ふざけんな!!」ほまれは身体を反転させながらバックブローを見舞う!…が、それは虚しく空を切った。
振り返るとアミーは既にゲートの前に戻っている…!?
「Va-Va-Voom!!」間髪入れずに一華がバイオリンを奏でて爆烈な衝撃波をアミーに放った!
ゲートを丸ごと飲み込むサイクロンのような攻撃にひなーずたちも思わず横っ飛びで退避する…が、アミーはその場から一歩も動かない。
そしてそのまま衝撃波に飲み込まれていった…
衝撃波はそのまま上昇カーブを描きながら超高速で天空までブッ飛んでいき、やがて夜空の綺羅星の一つとなった…
抉り取られた地面や飲み込まれて舞い上がった草木が落ちてきて、あたり一帯が砂煙に覆われる。
その中で立っている一つの影……アミーであった。
2025/03/22(土) 12:38:04.490
(続く)
66名無し募集中。。。
2025/03/22(土) 23:14:18.430 >>58
トライデントをサオリの脳天に突き刺すマリン。
あまりもの惨状にさすがのズッホも顔を背けてしまった。
しかし、サオリは表情を崩さずにマリンを凝視していた。
「本当にサオリさんは無茶ばっかり…私が来なかったら今頃天国への橋を渡ってましたよ。」
「冗談をw私のようなやつが天国行ける訳がないでしょ。」
「分かりました。ちょっと黙っていてください。」
マリンのトライデントが青く輝くとサオリの脇腹の傷がみるみる塞がっていった。
「これでサオリさんの中の邪気は消え去りました。」
そう言うとマリンはトライデントを引き抜いた。体内の邪気を吸ったトライデントはどす黒く輝いていた。
「悪魔に魅せられた左手が疼く…穢れた魂よ、暗黒の巣に還れ。」
マリンが厨二病全開なセリフを呟くとどす黒いトライデントが再び青い輝きを取り戻した。
トライデントをサオリの脳天に突き刺すマリン。
あまりもの惨状にさすがのズッホも顔を背けてしまった。
しかし、サオリは表情を崩さずにマリンを凝視していた。
「本当にサオリさんは無茶ばっかり…私が来なかったら今頃天国への橋を渡ってましたよ。」
「冗談をw私のようなやつが天国行ける訳がないでしょ。」
「分かりました。ちょっと黙っていてください。」
マリンのトライデントが青く輝くとサオリの脇腹の傷がみるみる塞がっていった。
「これでサオリさんの中の邪気は消え去りました。」
そう言うとマリンはトライデントを引き抜いた。体内の邪気を吸ったトライデントはどす黒く輝いていた。
「悪魔に魅せられた左手が疼く…穢れた魂よ、暗黒の巣に還れ。」
マリンが厨二病全開なセリフを呟くとどす黒いトライデントが再び青い輝きを取り戻した。
67名無し募集中。。。
2025/03/23(日) 00:30:08.860 マリンの強張った表情が一気に緩み、涙を流しながらサオリに抱きついた。
「サオリさ〜ん!酷いじゃないですか…黙っていなくなるなんて。グスッ…」
「マリン、泣いてるところ申し訳ないんだけど。色々聞きたいことがあるし、それにアレはどうするつもり?」
「た、たすけて…」
マリンが振り返ると黒い物体がズッホの首に巻きついて締め上げていた。
「マリンはツメが甘いのが玉に傷。5点w」
「サオリさんひどい…一生懸命やったのにぃ。」
「これでもおまけしてるんだけどwで、あいつどうするの?私はしらないよ。」
「おい!人でなし!さにこの絆忘れたのか!」
「分かりました。なんとかしてみます。あとの責任は取りませんから。」
マリンはズッホの方へゆっくりと歩み寄った。
「オット、マチナ!ソレイジョウチカヅクトコノメダヌキのクビヲクイチギル!」
「やれやれ、使い魔のゴミごときが第六天魔王の末裔に命令とは。世も末ですね。」
「ちょっとマリン!へんな厨二病で煽らないで!この人の言うこと聞いて!」
「ソウダ、マズハソノブッソウナヤリヲステテウシロムケ!」
「はいはい分かりました…はいっ」
マリンは化け物の命令に従いトライデントを投げ捨て背を向けた。
「フン、キキワケノイイコダ。」
化け物はズッホを捕えたまま人型に形を変えトライデントを手に取った。
「バカショウジキメwナマイキナオマエカラコロシテヤルワ。アンシンシロ、アトデコイツラモミチヅレニシテヤル」
「結局やられるのかーい!やだー!」
「ふっw所詮は三下の使い魔。魔界のプリンスに歯向かうとは役不足め。あーもう知らない。儂の邪眼が疼いてる。」
「ウルサイ!サッサトシネ!」
化け物はイキリ立ってトライデントを振り上げる。
「ナ、ナンダ?!カラダガウゴカナイ!」
「あれー?どうしたんですかーwそれがあなたの本気?」
「ウルサイ!ナラバコノメダヌキヲ…ナンデダ?ナンダヨー!」
「どうして動かないんだ?そうですよねー。でもおバカなあなたには一生分からないかもw時間がもったいないので、今度はこちらから。椿流槍術『今夜だけ浮かれたかった』」
マリンが怪物の方へ向きを変えると両腕を肩幅に広げ呪文のような言葉をつぶやいた。
マリンの両手が青白く輝き、プラズマのような電流がバチバチと音を立てる。
「ヤメロ!イエ、ヤメテクダサイ!」
「分かってないようですねw格下が命令などあり得ないと何度言ったら。地獄で一生後悔しなさい…」
マリンは電流を帯びた両手を組み真上に上げた。
「何でもないよ、さようなら。」
マリンから放たれた電流がトライデントに伝わり、化け物を焼き尽くした。
化け物は断末魔と共に灰となって消え去った。
「サオリさ〜ん!酷いじゃないですか…黙っていなくなるなんて。グスッ…」
「マリン、泣いてるところ申し訳ないんだけど。色々聞きたいことがあるし、それにアレはどうするつもり?」
「た、たすけて…」
マリンが振り返ると黒い物体がズッホの首に巻きついて締め上げていた。
「マリンはツメが甘いのが玉に傷。5点w」
「サオリさんひどい…一生懸命やったのにぃ。」
「これでもおまけしてるんだけどwで、あいつどうするの?私はしらないよ。」
「おい!人でなし!さにこの絆忘れたのか!」
「分かりました。なんとかしてみます。あとの責任は取りませんから。」
マリンはズッホの方へゆっくりと歩み寄った。
「オット、マチナ!ソレイジョウチカヅクトコノメダヌキのクビヲクイチギル!」
「やれやれ、使い魔のゴミごときが第六天魔王の末裔に命令とは。世も末ですね。」
「ちょっとマリン!へんな厨二病で煽らないで!この人の言うこと聞いて!」
「ソウダ、マズハソノブッソウナヤリヲステテウシロムケ!」
「はいはい分かりました…はいっ」
マリンは化け物の命令に従いトライデントを投げ捨て背を向けた。
「フン、キキワケノイイコダ。」
化け物はズッホを捕えたまま人型に形を変えトライデントを手に取った。
「バカショウジキメwナマイキナオマエカラコロシテヤルワ。アンシンシロ、アトデコイツラモミチヅレニシテヤル」
「結局やられるのかーい!やだー!」
「ふっw所詮は三下の使い魔。魔界のプリンスに歯向かうとは役不足め。あーもう知らない。儂の邪眼が疼いてる。」
「ウルサイ!サッサトシネ!」
化け物はイキリ立ってトライデントを振り上げる。
「ナ、ナンダ?!カラダガウゴカナイ!」
「あれー?どうしたんですかーwそれがあなたの本気?」
「ウルサイ!ナラバコノメダヌキヲ…ナンデダ?ナンダヨー!」
「どうして動かないんだ?そうですよねー。でもおバカなあなたには一生分からないかもw時間がもったいないので、今度はこちらから。椿流槍術『今夜だけ浮かれたかった』」
マリンが怪物の方へ向きを変えると両腕を肩幅に広げ呪文のような言葉をつぶやいた。
マリンの両手が青白く輝き、プラズマのような電流がバチバチと音を立てる。
「ヤメロ!イエ、ヤメテクダサイ!」
「分かってないようですねw格下が命令などあり得ないと何度言ったら。地獄で一生後悔しなさい…」
マリンは電流を帯びた両手を組み真上に上げた。
「何でもないよ、さようなら。」
マリンから放たれた電流がトライデントに伝わり、化け物を焼き尽くした。
化け物は断末魔と共に灰となって消え去った。
68名無し募集中。。。
2025/03/23(日) 01:39:30.640 「終わった…」
全てを出し尽くして安心したマリンはその場にへたり込み虚ろな目で天井を眺めていた。
「おつかれ、マリン。25点。」
「サオリさーん、ぐすっ、ふぇーん!」
サオリの胸で泣きじゃくるマリン。
「この子ったらwよく頑張ったわね…」
「ところで、そこに寝てる女狸は?マリンの雷喰らったんでしょ。生きてるの?」
「あっ、それなら心配ないです。あの雷は邪悪な者にしか効きませんから。」
「そっか、チッ、運のいいやつw」
(なんだかんだ言って心配してるんだ。素直じゃないんだから…)
「おーい、聞こえてるよー。少しは心配してよー」
「ふふっ、可愛いんだから。」
「「なんか言った?」」
「マリン、聞きたいことがあるんだけど。さっき『私が勝手に出て行った』って。私はあんたたちが行方不明になったから探して…」
「それは違います!私とヤギシーとルノーはサオリさんが逃げた結心を始末するって言うから、それを止めに…」
マリンが嘘や冗談を言う訳がない。お互いの話は矛盾だらけ。どう言うこと?
「あなたたち、記憶を弄られているかも。」
「すごい冗談ねwまたなんか企んでいるんでしょ。」
「冗談じゃなんかじゃない!私見たの、アミーが私たち一人一人を"ひみつの部屋"に連れて行って…出てきたらみんな目がとろんとして。ゾッとしたよ…」
「ズッホさんは?何でそれを?」
「私、特異体質みたくて、催眠とかそう言うのがいっさい効かないの。でも、効いてないのがバレたら怖いから…かかったフリをしてるの?」
「どうでもいいけど、そんな秘密ペラペラ喋って大丈夫なのw」
「だって…ピンマオは捕まっちゃし、サオリには敵わないし、キソはあんな姿に…戻ったら何されるか分からないし。」
「そうだ!私たちと一緒にあるところに行きませんか?MSMWって言う組織なんですけど、エースがマサキさんって人で、ズッホさんご存知ですよね?」
「えっ!マサキさま?!行く行く!」
「おいw勝手なことを。リサマルがうんって言う訳。」
「それならこれを。」
マリンは手紙を差し出した。
「読んでいいの?」
コクンと頷くマリン。
サオリは手紙を開けて読み始めた。
「この字はリコリコ?」
全てを出し尽くして安心したマリンはその場にへたり込み虚ろな目で天井を眺めていた。
「おつかれ、マリン。25点。」
「サオリさーん、ぐすっ、ふぇーん!」
サオリの胸で泣きじゃくるマリン。
「この子ったらwよく頑張ったわね…」
「ところで、そこに寝てる女狸は?マリンの雷喰らったんでしょ。生きてるの?」
「あっ、それなら心配ないです。あの雷は邪悪な者にしか効きませんから。」
「そっか、チッ、運のいいやつw」
(なんだかんだ言って心配してるんだ。素直じゃないんだから…)
「おーい、聞こえてるよー。少しは心配してよー」
「ふふっ、可愛いんだから。」
「「なんか言った?」」
「マリン、聞きたいことがあるんだけど。さっき『私が勝手に出て行った』って。私はあんたたちが行方不明になったから探して…」
「それは違います!私とヤギシーとルノーはサオリさんが逃げた結心を始末するって言うから、それを止めに…」
マリンが嘘や冗談を言う訳がない。お互いの話は矛盾だらけ。どう言うこと?
「あなたたち、記憶を弄られているかも。」
「すごい冗談ねwまたなんか企んでいるんでしょ。」
「冗談じゃなんかじゃない!私見たの、アミーが私たち一人一人を"ひみつの部屋"に連れて行って…出てきたらみんな目がとろんとして。ゾッとしたよ…」
「ズッホさんは?何でそれを?」
「私、特異体質みたくて、催眠とかそう言うのがいっさい効かないの。でも、効いてないのがバレたら怖いから…かかったフリをしてるの?」
「どうでもいいけど、そんな秘密ペラペラ喋って大丈夫なのw」
「だって…ピンマオは捕まっちゃし、サオリには敵わないし、キソはあんな姿に…戻ったら何されるか分からないし。」
「そうだ!私たちと一緒にあるところに行きませんか?MSMWって言う組織なんですけど、エースがマサキさんって人で、ズッホさんご存知ですよね?」
「えっ!マサキさま?!行く行く!」
「おいw勝手なことを。リサマルがうんって言う訳。」
「それならこれを。」
マリンは手紙を差し出した。
「読んでいいの?」
コクンと頷くマリン。
サオリは手紙を開けて読み始めた。
「この字はリコリコ?」
69名無し募集中。。。
2025/03/23(日) 02:15:14.480 『サオリへ。この手紙を読んでいると言うことは元気なんだね。安心した。こんなことになったのは全て私のせい。恨むなら私を恨んで。時間がかかるかもしれないけどリサマルを、みんなを許してね。困ったことがあったらMSMWを頼ってください。きっとサオリの助けになるはずだから。情けないリーダーでゴメンね。〜リコリコ〜』
「バカ…リコリコのばかwもっと早く言ってよ…」
サオリの涙が手紙にポロリと溢れ字が滲んでいた。
「仕方ない、戻るよ。」
「やだ!あんな怖いところ。」
「無理強いはしない。私だけでも行く。」
「だからダメ!サオリがこれ以上傷つくなんて…」
ズッホは涙を流しサオリの腕をギュッと掴んだ。
「それなら心配ありません。今ルノーがそっちに向かっていますから。」
「ルノーが?一人で大丈夫なの?」
「サオリさん、ルノーの実力をお忘れですか?あの子なら何とかしてくれます。あっ、ルノー!どうだった?」
廊下の奥からどたどたと音を立て駆けてくるルノー。
「おのださーん!たいへん!たいへんなんです!わたしqwertyu」
「ルノーおちついてwはい深呼吸」
「すーはーすーはーすー…大変なんです!いないんです?まっしろなんです!」
「ゴメン、やっぱり分からない。落ち着こうか。」
「ルノは冷静です!」
ルノーは機嫌を損ねてしまうとアミーでさえも太刀打ちできない。
「2人がいる場所に行ったら何にもなかった。ってことだよね?」
マリンが助け舟を出してくれた。
「ゴメンねルノー。連れてってくれる?」
ルノーの案内で部屋に戻る一向。
ルノーの言う通り、部屋一面真っ白で痕跡一つ存在していなかった。
「リサマル、キソ、どこに消えたの…」
(リサマル&サオリVSキソ編完)
「バカ…リコリコのばかwもっと早く言ってよ…」
サオリの涙が手紙にポロリと溢れ字が滲んでいた。
「仕方ない、戻るよ。」
「やだ!あんな怖いところ。」
「無理強いはしない。私だけでも行く。」
「だからダメ!サオリがこれ以上傷つくなんて…」
ズッホは涙を流しサオリの腕をギュッと掴んだ。
「それなら心配ありません。今ルノーがそっちに向かっていますから。」
「ルノーが?一人で大丈夫なの?」
「サオリさん、ルノーの実力をお忘れですか?あの子なら何とかしてくれます。あっ、ルノー!どうだった?」
廊下の奥からどたどたと音を立て駆けてくるルノー。
「おのださーん!たいへん!たいへんなんです!わたしqwertyu」
「ルノーおちついてwはい深呼吸」
「すーはーすーはーすー…大変なんです!いないんです?まっしろなんです!」
「ゴメン、やっぱり分からない。落ち着こうか。」
「ルノは冷静です!」
ルノーは機嫌を損ねてしまうとアミーでさえも太刀打ちできない。
「2人がいる場所に行ったら何にもなかった。ってことだよね?」
マリンが助け舟を出してくれた。
「ゴメンねルノー。連れてってくれる?」
ルノーの案内で部屋に戻る一向。
ルノーの言う通り、部屋一面真っ白で痕跡一つ存在していなかった。
「リサマル、キソ、どこに消えたの…」
(リサマル&サオリVSキソ編完)
2025/03/23(日) 13:28:41.700
次回作乞うご期待
71名無し募集中。。。
2025/03/23(日) 17:43:27.790 つばきが最速で全員登場なの草
72名無し募集中。。。
2025/03/24(月) 00:43:14.55073名無し募集中。。。
2025/03/24(月) 11:15:05.960 ベルツノガエル
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