野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は24日、東京ドームで決勝を行い、台湾が日本を4-0で下して初優勝を成し遂げた。

台湾メディア「中天新聞網」が「台南Josh泣く! 祝福してくれる日本の野球ファンの度量、優しさに感動。コメントは『台日友好』の雰囲気」という記事で伝えた。インスタグラムのフォロワー12万人に迫る台湾のインフルエンサー「台南Josh」が東京ドームを訪れており、プレミア12決勝の後、日本の野球ファンから次々と祝福の声をかけられたという。記事は日本ファンの行動について「多くの人々から『度量がある』と称賛の声があがっている」と伝えた。

 記事はさらに、台南JoshがSNSに投稿した「24日の夜、台湾チームが優勝して、涙が止まらなくなった。試合が終わったときにそばを通った日本のファンがその様子を見て、一人また一人と『おめでとう』『nice game』などと言葉をかけてくれた。その度量と優しさに、ようやく泣き止みそうになっていたのにまた涙が出てきた」とのメッセージを紹介している。

 この投稿に対して「日本人は本当に度量がある。試合後にあいさつしてくれた日本の選手もいた」「台日友好」など、台湾のネットユーザーから次々とコメントが寄せられたとも紹介した。