ラノベスレ見ていて思うのだが、ラノベ読者の特色としてとにかく最終巻や完結にやたらこだわるということがある
まるで完結させてないのが読者に対する最大の裏切りみたいに激怒している。
酷いのになると作者が途中で病死したことにも怒ってたりしてw(さらに別の作者が引きついで完結させるのが美談みたいになってたりする)

しかし完結しなかったのもそれはそれ、オープンエンドでいいんじゃないですか?
好きに想像していれば

例えば漱石の「明暗」の続編読みたいですか? いや確かに別の人の手になる「続・明暗」は存在するのだが、まあ正直出来の悪いパスティーシュ小説レベル、むしろ自分の明暗に対する印象をオーバーライドされて汚されたイメージしかないのだが

その作者による終わりじゃなければ、ない方がマシ、ぐらいが普通だと思うけどラノベ読者って終わることによる安心感が優先なのかなと思う

ホームズのシリーズに明確な最終回がなくてドイルに最終回マダーと催促しますか?
いやしかし、ホームズシリーズの最終話を最近になってやっと読んで、馬車の時代から自動車の時代、大戦の時代に向かう不吉さを匂わせる思った以上の最終回臭に驚いたのも事実なのだが