>>32
「ルータ1とDHCPサーバーを通るパケット送信元IPアドレス」は「決まってない」。
リレーエージェントが有効にされたルータやL3SWはgiaddrフィールドに、DHCP Discoverパケットを受信したルータのポートのIPアドレス(その例だとDHCPクライアントから見たルータ1のデフォルトゲートウェイアドレス)をセットしてDHCPサーバに転送するのはそう。
DHCPサーバは送られてきたDHCP Discoverに対応するパケットをgiaddrフィールドのIPアドレス宛に返信する。

まあ決まってない(そもそもIPアドレスを決めるためにPCが出すパケットのIPアドレスを決めようがないよねという話にはなるので)とはいえ、普通はDHCPクライアントが接続されているルータのポートのIPアドレス、
もっと言えばDHCPリレーエージェントのIPアドレス(DHCPリレーエージェントを経路上のルータではなくPCが存在するネットワーク内にリレーエージェントサーバとして設置した場合)になる。
いずれの構成にせよ「giaddrフィールドのIPアドレス」と「DHCP Discoverパケットの、DHCPサーバに到達する瞬間の送信元IPアドレス」は基本的には同一になると考えていいと思う。