>>92
二級に合格してから、まず自然科学の統計学を読みました。章末問題は半分くらいは解きました。その後、準1級用の教科書である統計学実践ワークブックと現代数理統計学の基礎を読み始めました。
ワークブックは範囲が広い反面、確率分布や確率論、統計的推定の細かい証明や数理的な説明が抜けているので、それらは主に現代数理統計学の基礎で補いました。
逆に、標本調査、回帰診断、多変量解析手法、シミュレーション、マルコフ連鎖や時系列解析、確率過程などの幅広い範囲をコンパクトに説明しているのはワークブックだけなので、これらはワークブックで勉強しました。
ただ、多変量解析などはPRMLなどを読んで数理的な部分を補ったりもしました。
特にSVMやNNの数式などは機械学習の専門書を読まないと理解が難しかったです。
ちなみに、SVMの数式を理解していないと解けない問題が試験本番で出たので多変量解析の勉強は数理的な背景含めてしっかり勉強する必要がありそうです。