>>818
私にとって「無量寿 = 量ることの出来ない寿命を持った」は阿弥陀如来の特質の一つ。
仏教には「十無記」、「十四無記」などの教えがありますが、その中にある

修行完成者(如来)は死後存在するのか
修行完成者(如来)は死後存在しないのか
修行完成者(如来)は死後存在しながらしかも存在しないのか
修行完成者(如来)は死後存在するのでもなく存在しないのでもないのか

これらを人は思議することが出来ないので「無量寿」と表すと理解しています。
つまり私にとって「仏」とは「その寿命を思議することができない」存在。
その中で特に阿弥陀如来を「無量寿」と呼ぶのは、経論に従った日常的な言語表現となります。