これはただの推測にしか過ぎませんけれど、
日本に密教である真言宗を開かれた弘法大師空海ならば、果たしてどうであったか?
空海は、正式な僧侶の資格を得るまでもなく、とある行者から学んだ虚空蔵求聞持法に取り組みそれを成就しています。
空海の決して既成概念には捉われない常識破りの行動とその篤き志からみて、
それが行者からの直接指導ではなく、秘密内に入手した謎の書物からであっても、
たぶん空海は、「もし地獄に行くのならば落としてみよ!」との想いでそれに挑戦して行じたに違いありません。
その想いは、自分にその使命があるかどうかその器であるかどうかを仏に問うべく、
自ら断崖絶壁から飛び降りたということからみても瞭然です。

尚、この私は極楽金剛などではないので、
勝手に「極楽金剛がこう言った.あぁ言った」などというのは絶対にしないで頂きたいと思います。