少し良いニュースかもしれない。

アメリカの TSA が航空機内への持ち込み物品の規制を緩めるそうだ。
刃長 2.36インチ(約 6 センチ)以下、刃幅 0.5 インチ(約 1.2 センチ)以下の
ロック機構を持たない折りたたみポケットナイフで、樹脂成型ハンドル(molded handle)でないものは
持ち込んでも良いことになるらしい。
でも、この制限の範囲内でも狩猟用や護身用とみなされるものはダメらしい。
molded handle というのがあいまいで、いまいちよく分からない。
小型のスイスアーミーナイフ(クラシックなど)は良いらしいからプラスチックハンドルでも大丈夫そうだけど、
ザイテルなんかはどうなんだろう?
セキュリティチェックであまりにもたくさんポケットナイフが引っかかるので、
規制を緩めて作業効率を良くして、本当にやばいブツ(偽装した液体爆薬)などを見つけるのに専念するのが目的だそうだ。
一方、乗員組合は危険だという理由で反対しているとのこと。
また、box cutter やカミソリは 9.11 で使われたので、引き続き禁止。
4月下旬からの話だから、これからひっくり返る可能性もあるし、日本の空港には適用されないので、注意してな。

自分としては、それほどの必要はないから積極的に機内持ち込みしようとは思わないけど、
万一うっかりポケットに入れたままセキュリティーチェックに行ってしまっても、
任意放棄するリスクがなくなるのはうれしいな。
20年以上ポケットに入れてるビクトリノックス・クラシックが、それなりに希少モデルだからね。

ソースは以下の通り。
新聞記事
ttp://atwonline.com/international-aviation-regulation/news/tsa-permit-small-knives-carry-bags-0305
ビデオニュース
ttp://abcnews.go.com/GMA/video/tsa-plane-regulations-2013-small-knives-now-allowed-18664818