森保監督はウルグアイ戦を踏まえ「出場した選手たちのコンディションを考慮して、練習の中で強度を高めることはなかなかできませんでした」と前置きしつつも、「ピッチ上、ミーティングで戦術的に振り返りました」とコメント。ウルグアイ代表戦からの継続事項としてサイドバックが内側のポジションに入り、両ワイドの2列目が幅を取って攻撃に転じるパターンも徐々に整理している。一方で、「攻守が切り替わったときに何ができるのかも非常に大切にしなければなりません。ウルグアイ戦では保持の局面でより早く攻撃すること、相手が嫌がるようなことはできませんでした。より効率良くゴールに向かう、保持することができるようにと思っています」と、発展途上ではあるものの柔軟な戦い方を身につけていくことが必要だと話している。


「サイドバックが内側で受けることで、前線でより幅を使いながら、厚みをもって攻撃できる。幅も使えればより縦にも行けると思っています。相手にとっての難しい対応というところだけでなく、我々の選手たちにも難しいチャレンジしてもらっています。一方で、これだけをやるということではありません。ウルグアイ代表戦は前半終盤から後半は内側に入ることを意識しつつも、相手が対応してきた時はサイドバックが幅を取り、相手にとって嫌なポジションを取るということは選手たちが柔軟にやってくれました。将来的にサイドバックが内側を取ること、幅を取ることの両方を使い分けられるようにトライしていると考えていただければ。難しいことをやってもらっていると思いますし、チャレンジポイントとして『これをやる』と伝えているので、難しい中でも将来的にいろいろできるようにと考えてトライしています。できないからといって、うまくいかなかったからといって終わることではないです」

ほーん