>>123
クラックでピンポイントに劣化因子の侵入との推定は正解で素晴らしい推定だと私は思います。
私は今回の問題に出てくるような高架橋の点検をしていたこともあります。鉄道高架橋の床版は乾燥収縮等の貫通してないクラックはよくありますが、ASRとかの要因がない限り貫通クラックはほとんどありません。海砂使用で内在塩分があるコンクリートで常時乾燥した状態であっても、湿度による水分供給で局部的な剥落は発生していました。局部的に発生する原因としては、かぶり不足であったり、コールドジョイント、材料分離と様々なものがあります。かぶり不足は全体的になると思われるかもしれませんが、スペーサー不足で局部的にかぶり不足とか、打設中に幅止め筋や段取り筋が落ち込んだ等とにかく施工中の不具合などがあります。
こんな細かい原因は書きませんけどw
ですので、クラックでピンポイントの剥離も正しいと思いますし、湿度の違いで劣化進行に差が出たでも正しいとおもいます。