今、「平家物語」の新訳(古川日出男訳)読んでるんスけど冒頭の中華奸臣四天王に秦の趙高、漢の王莽、梁の朱异、唐の安禄山って出てるけど朱异だけ無理やり入れた感が半端ないッスね。田中芳樹先生も突っ込んでたけど「なんで最後に選択ミスってやらかしただけの奴が大奸臣扱いなのん?」としか思えないんだ

「梁の武帝 仏教王朝の悲劇」でも指摘してたけど出自が悪く素行にどれほど問題があっても皇帝からしたら実務能力が高いから朱异を重用してた訳でそこをスルーして史書で朱异sageやってんのは後世の士大夫層のウケ狙いと考えられる