ラツィオの中盤には、フィジカルを生かした圧力と縦への推進力が魅力のMFゲンドゥジーやバランス感覚と意外な決定力のいぶし銀ベシーノ、
積極的な攻撃センスの若手レジスタであるMFロベッラなど多彩な顔ぶれが揃うが、
地元メディアやラツィアーレ(ラツィオファンの通称)にとっての鎌田とは“昨季UEFAチャンピオンズリーグでの3得点を含む年間16ゴールを挙げた攻撃的MF”に他ならない。

“16ゴールの男”という触れ込みでの期待が大きい分、鎌田が水平方向にボールを回したりバックパスをするたびに彼らは戸惑ってしまう。