>>213
徳川と毛利の和睦交渉が成立し、小早川秀秋が寝返るという史実通りの前提ということか?
ならば毛利は上で挙げたように戦況有利にならない限り動かん。
徳川と毛利の和睦交渉は本多忠勝・井伊直政と吉川広家・福原広俊が行っている。
吉川広家単独で行ったわけではない。
で、東軍の前進理由は小早川秀秋攻撃を企図しているであろう西軍主力を
関ヶ原で挟撃し撃滅すること、となるが、
佐和山の在番と大垣の在番を削って前線投入したところで戦況に与える影響に疑問。
長束や長曾我部が陣を移動させれば大垣への後詰戦力はなくなる。
史実では水野隊は曲輪に侵入しただけだったが、大垣落城もありうる。

仮に小早川秀秋が寝返りを止めて西軍として戦闘参加しても、
東軍先鋒の木曾川下流渡河組は大損害を出す可能性があるが、
勝ち切るまでには至らんだろう。
前田隊と秀忠隊が合流すればさらに劣勢になる。

毛利が不戦を決めてしまった以上9月14日以降もう西軍はどうにもならん。