リストはかならずお色気、テクニック見せつけてひくものではないと思う。特にソナタは晩年の作品 調性も作風も哲学的で精神性高いと思う。リスト弾きのブレンデルはむしろ地味に弾いている。

音にしても、今はかっちりした音は好まれず、フワフワした軟弱な音が持て囃されているが例えば
ポリーニ初来日1974年の音源等を聴くと、かっちりした堅い音で弾いているのがわかる。

流動食みたいな音楽や音はいらない