料理や茶碗洗いはさせてもらえなかったからしなかったけど、配膳や風呂掃除はしてました。
退職については、真っ先にトメに相談しました。
体を壊してまで仕事しなくても、といったのはトメです。
いや、私も「いつか倒れそうで心配」と言いましたけどね。
私は旦那より先に帰ってますしね。
スズメの涙の収入でも、私が働いてたから、体壊す前に辞められたんだと思いますがね。

さすがに嫌味がきつくなってきたので、旦那に愚痴を言ったら
「手伝えばいいじゃん」
「ナチュラルメイクがいいんじゃない?」
「まあでも倒れて辞めてたら労災もらえたよなー」

しえんありがとです。

いびられて情けなくなるので「私偽実家に行きたくない」と言ったら、「俺が辞めて元気になったのも、おふくろのおかげなんだから。俺のこと好きならおふくろを立ててよ」。

そうですか、トメさんのおかげですか。
じゃあ私はなんなんでしょうね。
何のために居るんでしょうね。
日に日にそういう思いが募りました。

んで、私だってそれなりに仕事忙しいし、疲れてるのに触られるのが嫌になって、夜を拒むようになりました。
疲れてるからこそ抱き合って寝たいのって、本当に好きだからこそ思えるんですね。
その頃は、嫌いじゃないけど、好きじゃないって感じでした。
夫婦だし、情はあるからするのはいいんだけど、疲れてるときは勘弁して、という風に拒んでたら、まあテンプレどおりです。
浮気しやがりました。

夜中になっても帰ってこなかったので偽実家に電話したら、夕食を食べないで夕方には帰ったとのこと。
電話にも出ず、事故でも起こしたかと心配になってたのに、深夜に帰ってきた旦那は「夕飯は家で食べてきた」。