異動をきっかけに連日泊まり込み、帰ってきても深夜に家で電話会議。
インフルに罹っても家で仕事、と痩せこけてボロボロの主人に「もう辞めなよ」と私が言いました。
今は辞められない、と言い続けて3年前にやっと辞職。
私の稼ぎは家賃払って生活費出してぎりぎり足りるか足りないかって感じでしたが、幸か不幸か旦那は高給取りでしたし、使う余暇もなかったので貯金は結構ありました。

だから、しばらくゆったりリフレッシュして、落ち着いたら再就職活動すると言ってたのに、何を思ったのかある日突然「弁護士になる」とか言い出しました。
年齢は30オーバーです。
さらにボロボロになるのは目に見えてるので、全力で止めました。
それでも聞かず、予備校に申し込もうとしてたのですが、申し込むと言ってた日、帰ったら止めてました。
トメさんに言われて、止めたそうです。

今思うと、これがすでにおかしかったんです。
無批判ではあっても服従はしない人だったのに、しかも言い出したら聞かない人だったのに、1日で考えを変えるなんておかしかった。
でもその時はトメさんに感謝したのです。

が、それから夫が妙に偽実家に入り浸るようになりました。
うちから偽実家は車で30分くらい。
夕飯時に帰ってこない。
洗濯物も出しっぱなし。
それでも、それまでの生活が酷すぎたので、目を瞑ってました。
主人が偽実家に入り浸りなので、私も休日は偽実家に行くようになりました。
今までは近くてもほとんど会わなかったから上手くやってたのに、毎週のように会うと遠まわしにいびられるようになりました。

台所に立たせてくれないくせに「嫁子はなにも手伝わない」と言われ、化粧をしていけば「夫がいるのに、そんなにめかしこんでどうするの?」と言われ、すっぴんで行けば「みっともない」と言われ、
せっかく入った一流企業を辞めたのを根に持って
「別に辞めなくてよかったんじゃないか」と言われ、
私の仕事と旦那の仕事は関係ないのに、「私が働いてたからダメだった」とか言われ。