サウジアラビア王国
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/news5/1175391346/25

25 : 名無しさん@お腹いっぱい。2007/05/29(火) 22:07:25 ID:OCFgqLP6
>>19-20

地球にどのくらい石油が埋蔵されているのかは誰にもわからない。あまりにも不確定の要素が多すぎて、はっきりとしたことはわからないのだ。

現在の技術で経済的に採取できる埋蔵量を確認埋蔵量と呼ぶ。注意しなければいけないのは、「現在の技術で」、「経済的に」という部分である。
技術の進歩や石油価格の上昇などによる損益分岐点の変動が起こると、自動的に確認埋蔵量が増える。
したがって、確認埋蔵量は新しい油田の発見がなくても変化する。ある時点における確認埋蔵量をその時点における消費量で割った値を可採年数と呼ぶ。
現在の採掘技術でコストを無視して採掘を行えば、あと数百年分は埋蔵されているという説もあるが、その一方で、埋蔵量は、各国の自己申告なので相当量水増しされたことも判明したこともある。
たった一つ確実なのは、価格はどんどん上昇するだろうということだ。これは(戦争による)一過性のものではなく、(需要増加による)構造的なものなので、今後も同様の傾向が続くことが予想される。
実際、かつて債務不履行の危機だったロシアは原油価格高騰でかつてのソビエト連邦を彷彿とするような超大国として復帰しつつあるし、
サウジアラビアとロシアの繁栄に刺激を受けて、原油目当てに掘ろうとしているところはまだたくさんある。

北極圏・深海=原油高で技術的にペイできるようになった
旧東側圏全域(ロシア、中国、北朝鮮、キューバ、カンボジア、ベトナム、ラオス、インド…etc)・南極圏=政治的な理由で未調査
10000メートル以上の大深度地下=技術的な理由で未調査だが超巨大油層がある可能性があるという説を唱える奴がいる

あのサウジアラビアもイラク国境地域が未探索で、まだサウジアラビアで超巨大油田が見つかる可能性があるらしい。