次いで北上し横山美術館へ。1階から3階は常設展示、4階は
明治大正時代に東海地方で発展した陶磁器の企画展示です。
東京には長い間住んでいましたが、東京や横浜にも窯業地が
あったとは知りませんでした。威勢のいい江戸っ子職人が
作り上げたかのような隅田焼の力強さが楽しい。
オールドノリタケの豪華さもさることながら、「幕末に外国に
取られた金を貿易によって取り返す」というノリタケ創業者の
意気込みがいいですね。
海外からの里帰り作品を中心にした展示でしたが、東洋に対する
興味ではなく、作品レベルの高さゆえに受け容れられたことが
わかる内容でした。