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陛下、皇居でお田植え ニホンマサリとマンゲツモチの苗20株
2025/5/14 13:37

 天皇陛下は14日、皇居内の生物学研究所脇にある水田で
田植えをされた。水色の長袖シャツ、グレーのズボン、黒の長靴姿で、
4月にまいた種もみから育てたうるち米の「ニホンマサリ」と、もち米の
「マンゲツモチ」の苗計20株を1株ずつ、根元を土に差し込むようにして
丁寧に植えられた。

 皇居での稲作は昭和天皇の時代から続く恒例行事。苗は現在10〜15センチほどで、
順調に育てば9月に稲刈りに臨まれる。収穫された米は例年、11月23日の
宮中祭祀(さいし)「新嘗(にいなめ)祭」にも使われている。