>>405
「その覚悟が本物だと言うのなら──見せて貰いましょうか。あなたの未来とやらを」
「あぁ、すぐに終わらせる」
再び戦いが始まる。互いに譲れないものがある以上、この決着は必然だったのかもしれない。しかし二人は考慮しなければいけなかった。この空間は二人きりではないのだから。そしてもう一つ忘れてはいけないことがある。
堀北学もここにいることを。
「坂柳!」バァン
突如銃声が鳴り響いた。坂柳に意識を向けていたせいで全く気付くことができなかったが、どうやら対象はオレではないようだ。
「な、なぜ....あなたが私を撃つのですか...?」
「悪いな坂柳。お前を殺すつもりはなかったんだが、こうなってしまっては仕方がない」
「何を言っているのです。あなたは一体……」
「残念だが、俺はお前たちの敵だ。何故なら俺の名は」