……だがそう思って改めて気を引き締めようとした瞬間――背後からの殺気に思わず振り返る。……くっ!? いつの間にか真後ろに敵がいるじゃねえか!!……一体どうやって移動したんだこいつ……気配を感じなかったぞ……。……これが噂に聞く『ステルス迷彩』とかいうやつか? まあいずれにせよ、こいつはただものじゃない……。まさか、もうここまで刺客を差し向けてくるとはな……。だが、ここで俺を倒せると思っているなら思い上がりもいいところだぜ?……俺は素早く身を翻すと、『聖剣デュランダル』を構え直した。