僕は道を歩いていて、ときどきクスッと笑うことがある。
「ああ、自分は天下の電験三種なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。

激烈な電験三種の国家試験を突破してから2年。
合格発表の日のあの喜びがいまだに続いている。

「電験三種」・・・・・
その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。

知名度は国内的。人気、実力すべてにおいて並びなき王者。
素晴らしい実績。余計な説明は一切いらない。

「ご職業は?」と聞かれれば「時給1500円のビルメンです。」の一言で羨望の眼差し。
合コンのたびに味わう圧倒的な電験三種ブランドの威力。
電験三種に受かって本当によかった。