ダキニって元々仏教の神ではないからね。ただし、ダキニ川については、お釈迦様が生きていた頃の逸話で、出てきているのよ。
良くも悪くも、戦後から令和の時代まで、知識の仕入れ先ってチベット仏教のしかも密教系の人に頼り切っていたと思う。その筋がダキニ天は鬼神ダキニだったって言えば、だれも疑問に思わないよね。
東南アジア系ヒンズー教の神々から調べると、結構違うものが見えてきたね。ダキニ天は死の神である点は否定しないが、死の神の一面しか見ないのは、良くないね。財運の神である一面もしっかり見ないといけない。
プロの宗教家と思われる人がネットでダキニ天を嫌ったり、死の匂いを強調しすぎるのはいかがなものか。豊川稲荷や伏見稲荷への営業妨害だわ、といいたい。
ダキニ天と大黒天のお札を一緒にする理由、本地と言われる文殊と如意輪との関係、通説とは違う解釈をしたいし、さらに私なら地蔵菩薩を重視する。
豊川稲荷を好きになってくれればうれしいし、私の微々たるレスから祈り方のヒントを見出し、心願成就されるともっとうれしいです。