>>437
新泉社2006.9月刊「東北古墳研究の原点・会津大塚山古墳」に拠れば、会津
盆地の古墳群3区域のうち築造が、会津若松市一箕古墳群最古の堂ヶ作古墳が
4世紀前葉、喜多方市雄国山麓古墳群最古の田中・舟森山古墳が4世紀中葉、
会津坂下町宇内青津古墳群最古の杵ガ森古墳>>360が4世紀初頭とされて
いる。会津坂下町地域に最早期に地域王権が樹立され、かつ3世紀中葉と
される列島最古前方後円墳出現から数十年後には会津地方に前方後円墳を
出現させた文化伝播経路は、北陸道から阿賀野川水系だろうが、伝播を
担ったのは、何族だったのだろう?
当時の現地語ズーズー弁を解する氏族が、ヤマト王権に帰属していたわけか。