>>651
鋸の歯振りは、切断対象物である木材が固体で押し広げることができないので、
鋸刃の通り道を作るために、いっこいっこの歯が交互に左右に傾けられている
構造です。
ノコギリ刃云々というのはギザギザによって摩擦係数があがるといったことを
言いたいのだと思うから、それは歯振りの機能とは関係が無いと思います。

包丁で切るほとんどの食材は固体ではなく切断の進行に応じて押し広げられて
くれるから、歯振りの有る無しは関係ないでしょう。

ギザギザと言う意味でのミクロの鋸歯っていうのは、原子とか素粒子レベルの
配列まで考えると(ナノ以下だけど)直線という概念自体が無くなるので、
あると言えばあるんだけど、逆にギザギザじゃないものは存在しないので、
そういう意味でミクロレベルのギザギザがあるから切れるんだという説明は
不合理ですね。