「学問のすゝめ」や慶應義塾大学の創設者、そして旧一万円札としても有名な福沢諭吉は
「人間の生まれの差別を否定し平等社会を説いた偉大な思想家」として世間で評価されてきたが、実は

「"富豪"(士族や豪農、豪商などの意。諭吉の著作に頻出)の血筋の出身者は代々頭脳や体力が優秀だから慶應義塾で学問することで立身出世できる。
逆に百姓や町人、穢多非人、アイヌ、黒人などの劣った血筋には教育しても意味がない。
日本は優秀な白人と混血して人種改良を行え。」

などの主張を繰り広げる、ナチスさながらの選民思想を主張する過激な差別主義者であった。

そもそもかの「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」は切り取られた一部だけが有名でありアメリカ独立宣言の影響が指摘されているが、
その後には「とされるが、実際の社会には格差がある~」と続き、結果的に諭吉本人は真逆の思想を主張している。