>>152
なぜこのような取り組みをはじめたのか?
①農家さんの高齢化(平均年齢約70歳)。どんどんやめていく。
②実質の減反政策。米づくり離れを促進させるような政策誘導
③流通構造が複雑で、農家が稼げない。新規就農者も定着しにくい。
④資材価格の高騰
これらにより、お米をつくっても稼げないどころか赤字でつくっている。高齢化でどんどんやめていく。「あと5年続けられるかどうか」という声を全国の連携先自治体や農家さんから毎度のように聴いてきました。

そして、最近わかったのは、国民が米の価格高騰で苦しんでる中、2024年の米の海外輸出が過去最高ということ。国家の安全保障や国民生活の安定のためには輸出の前に、国内の安定供給が最優先ではないでしょうか?

日本国民を苦しめ、さらに国家の安全保障が揺らぐ政策がずっと続けられてきているとぼくは考えています。
つまり、今回の米騒動は今にはじまったことではなく、過去何十年間も続けられてきた政策の結果です。そもそもの根底にある国家の食料安全保障、国民生活の安定という観点から優先順位が間違っていると思います。本末転倒の国政です。