病原体は、クルーズ・トリパノソーマ Trypanosoma cruzi という原虫です。大きさは赤血球よりも少し大きいくらい。人を始め脊椎動物の血中及び、サシガメなどの吸血動物の腸管を主な寄生部位とします。この複雑な生活環がシャーガス病の感染経路を多岐にわたらせます。具体的には、サシガメの吸血以外にも

サシガメの糞やサシガメそのものを摂取することによる感染
輸血による感染
臓器移植による感染
母子感染(先天性感染)
事故
 が挙げられます。詳しくは、「mal de chagas 誰も書かないシャーガス病のはなし:シャーガス病 Q&A (2-感染経路)」を御覧ください。
https://www.karugamo-cl.jp/index.php?QBlog-20130817-1