専門家が新型コロナ対策を継続する根拠として繰り返し言及しているのは「医療逼迫が起きる恐れがある」というものですが、それなら具体的な数値を使ったシナリオを明示することが最低限の責務でしょう。

なぜなら、2022年7月11日の時点で『新型コロナによる入院中の重症者』は83名。オミクロン株による第6波でのピーク値1500名の 5.5% に過ぎない数値だからです。

「雨が降ることが懸念される」は誰でも言うことができますが、専門家の価値は「雨が〇%の確率で降る」と言えることにあるはずです。