>>152
魚は工業製品ではないので、絶対的な規格というものがありません。生まれつきの個体差もあります。
産まれてすぐ死んでしまう者や短期間で群を抜いて巨大化する者、一生余り大きくならないモノもいます。
稚魚や幼魚時代の栄養や環境による事も多いですが、3cmの魚に30cmの水槽は小さいとは思いません。
うちでは色んな稚魚をプラケースで育てていますが、殆どは成魚と呼べる大きさに成長します。
うちの水槽にも二歳弱で3cm強のタナゴがいますが、同じ稚魚水槽で育った同い年の他のタナゴは皆
7〜9cm位に成長しています。ウチでもこれは稀なケースですが、自然生息下では生まれつき体や内臓の
弱い固体や捕食能力の低い魚などは淘汰されて、厳しい環境を生き抜き残った強い魚の遺伝子で繁殖を行う事によって種の存続を計っています。
1歳超えていて、もし今、魚が元気で調子いいというなら大きさにこだわらず魚の健康に配慮して長い目
で見てかわいがって飼育するのも一つの方法かと思います。
川ムツやオイカワを何度も稚魚から育てましたが、小さい水槽でも12cm位までちゃんと大きくなりました。
ダニオ亜科の魚はフレークの他に赤虫や植物性の餌等バランスよく与えると病気になり辛い様です。
稚魚には頻繁な給餌を必要とする場合もありますが、弱い固体への大量の給餌は病気の元になることもあります。