「今日から… 私は… 〇〇さんのものです!」
そう口にしたとき、私の中で何かを堰き止めていた防波堤が決壊するのがわかりました
その瞬間のゾッとするような恍惚を、私は今でも忘れることができません

「今日から… 〇〇〇○わああ… 完全に〇〇さんの所有物に… なりましたあ!
わたくし 〇〇〇 〇〇〇〇わああ… 〇〇さんの… オモチャです!
はい…専用です!もう専用になりました! 正式に、〇〇さん専用になりましたあああ!
宣言です、宣言! これは宣言ですっ!
今日から…この体わあ… 〇〇さんの セイヨクショリセンヨウです!!
毎晩です…毎晩! …そうです そうです! マ!  イ!  バ!  ン! ですっ!!
(恥ずかしいのでこの辺にしておきます)」
その夜、私は自分自身の発する数々の取り返しのつかない言葉に犯されるような
異様な興奮に身も心も灼き尽くされながら、一晩中泣き叫ぶように宣言を繰り返したのでした