タレントの劇団ひとりが、26日深夜放送の日本テレビ系「午前0時の森」(月・火曜、後11時59分)に出演。自身の“出生の秘密”を母親から暴露されたエピソードを明かした。

 「20年くらい前」に両親とラスベガスを旅行した時のこと。「(自分は)初めてのラスベガスでね。ショーを観たり、カジノやったりして。ご飯食べに行って、夜にホテルまで親と一緒に歩いてたの」。母親は酔っぱらって「いい気分」になっていたという。すると突然、息子のひとりに「あなた、この街好きでしょう」と言ってきた。ひとりは「ああ、まあ楽しいし好きだよ」と返し、母親は「やっぱりね」とニヤリと笑ったという。

 ひとりが「何、どうして」と理由を尋ねたところ、「『あなたはこの街でできたのよ』って言われて」。そのエピソードを話しながらひとりは爆笑し、それを聞いた村上信五もニヤつきながら「え?え?」と困惑した表情を見せた。

 ひとりは話を続ける。「『ね?お父さん』って(母親が)言ったら、お父さん、顔を真っ赤にして『そうだっかな』って(笑い)。『女は分かるのよ』って」と、両親の赤裸々な会話を明かした。

 村上は「どっかでスイッチ入ったんすか、お母さん(笑い)。まさかの告白」と爆笑。ひとりも笑いながら「ベガスに旅行に行った時に、あたしが“仕込まれた”らしいんですよ」と振り返った。続けて「いやでも、うれしいよね。自分がどこでできたかって(知ることができて)。その後カジノでいくら負けても、痛くもかゆくもなかった。自分自身を勝ち取った街だからね!ルーツがあるんですよ」と、なぜか充実した気持ちになったという。村上は「それを話してくださるお母さん、ステキですね?オレ知らないですもん。自分がどのタイミングで、どこでなのか」と言うと、ひとりも「なかなかだよね。今度聞いてみなよ」と笑った。