>>364
>明日も明後日も戦死するであろうウクライナ人やロシア人を
>神や宗教家は助けてくれないの?
この戦いは宗教的理由で起こっていません。神のための戦いではありません。
旧約において戦争について例えば新婚の男は戦闘に参加しなくてよいとか、
敵に対して憐れんではならない皆殺しにしろとか書かれている箇所があります。
新約においては。われわれの戦いは肉に対するものではない、すなわち肉体を
滅ぼすのではなく、霊的に救いを与える戦いであるとパウロは書いています。
ですが、最初に述べたようにこの戦いは神の命令で行われたものではないので
すが、このような不幸で残虐な状況を神はよしとされないでしょう。
救いとはなんでしょうか。彼らは自らの命より大切なものを守ろうとして戦って
います。キリスト教は永遠の命について語っています。死なないのは愛だからです。
自他の区別がないないなら、肉体は滅んでも永遠に生きることになります。

>命よりも大切な何かを守るために戦うウクライナ人や世界から非難されても戦争
>を続行しようとするプーチンさんを神や宗教家はどう裁くの?
日本には非理法権天という思想があります。どんな権力者でも運命には逆らえません。
これは歴史の事実でもあります。神の裁きとはそれと同じように思えます。
キリスト教では宗教家とはいえ、原罪のある人には違いないので、裁く権利はありません。
また、善悪については創世記にあるとおり、神の領域です。あなた方は人を裁いてはならず、
その裁きで自らを裁くことになるであろう。また、敵を愛せよとも書かれています。

>ロシア正教の神父さんはプーチンさん応援する気満々みたいだけど他の国の宗教家
>は必ずしも応援する気満々みたいじゃないけどそもそもなんで国や政治によって宗
>教家の意見が違うの?
キリスト教を真に理解し、行っている宗教家は少ないでしょう。