なんだ光は
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被爆 -nuclear effect-
なんだ光は カラダ突き刺す
轟音爆風 服はぎ取られ
裸体にまとった ボロボロのスキン
水は求めど アブラ黒い雨
ケツから噴き出す 真紅の怒り
アメ公ロスケ シゴウしたるぞ
ゾンビスタイル 一家全滅 慰霊の日に小学生が読み上げるポエムよりはるかに良い詩だろ 「なんだ光は」というフレーズを聴いたものが、はじめに思い浮かべる
ものは、「何の光なのか?」という意味なのか、それとも「光とは、
いったい何なのか?」という意味なのか、そのどちらなのだろうという
疑問である。このフレーズが、『被爆-nuclear effect- 』を耳にした
ものにキャッチーに突き刺さり、頭から離れることのない被爆の世界を
あえてラップ調で軽やかに詠むことによってかもしだされる、戦争の
悲哀や人間の愚かさを見事に表現している。
光の正体を知ることなく、瞬時に消滅してしまった多くの者たちが
最後の瞬間に抱いた感情、それが「なんだ光は」なのである。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています