俺40歳、中学生サッカー部に罵倒される

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
000112022/06/04(土) 22:04:58.36ID:I3nqDLFF
初投稿、合ってますか?

000212022/06/04(土) 22:23:52.35ID:I3nqDLFF
粛々と書き込む

000312022/06/04(土) 22:28:39.59ID:I3nqDLFF
1週間前に注文した品が6/2の木曜に発送された。

6/4の今日には届くと思っていて、土曜なのに何処にも行かず自宅待機していた。

12時頃、チャイムが鳴り玄関のモニターを確認せずドアを開けた。

ドアの前に立ってた人物を見た瞬間「しまった」と思った

000412022/06/04(土) 22:31:40.16ID:I3nqDLFF
そいつは、スーツを着ており、手には資料を挟んだバインダーを持っていた

000512022/06/04(土) 22:37:57.12ID:I3nqDLFF
スーツ男
「私、こと地域を担当しており、この地域にお住まいの皆様方にお伺いしたぃこt」


「(社名、氏名を名乗らない時点でおおよそどのような要件か把握出来る)」

俺は、そっと扉を閉めた

000612022/06/04(土) 22:50:23.19ID:I3nqDLFF
スーツ男
「ちょっ!ちょっ!ちょっ!」

スーツ男は持っていたバインダーを閉まる直前のドアに潜らせ、阻止した


「話す事はありません」

ドアを閉めようとすると、再びスーツ男はバインダーを潜らせ、阻止した
ってかこの時、住居内にバインダーが侵入してたんだが、法律に引っかからんのかね?
と思いつつ、物理拒絶を阻止された以上、このスーツ男と話しなければいけなくなった訳

000712022/06/05(日) 07:12:27.73ID:kNPvrZaT
ドアを閉める行為を阻止された俺は、対話の意思が無い事を諭す方針に切り替える事にした


「話す事はありません」

スーツ男
「なんでなんですか?」


「お隣さん行ったらどうです?俺と話ても時間の無駄ですよ?」

スーツ男
「それでも・・・」


「(あ、話長くなりそう・・・)」

俺は、そっとドアを閉めようとしたが、スーツ男はバインダーを挟み込み、阻止してきた
こいつ、独り暮らしの女性相手にもこんな事してるんだろうか・・・

000812022/06/05(日) 07:23:56.02ID:kNPvrZaT

「話す事はありません」

スーツ男
「でも」


「話す事はありません」

スーツ男
「少しくらい」


「」

ドア閉、バインダーで阻止

000912022/06/05(日) 09:02:11.95ID:kNPvrZaT

「話す事ありませんが」

スーツ男
「何、怒ってるんですか?」


「怒ってません(本心)」

スーツ男
「あんた、さっきから怒ってるじゃないですか」


「(言葉づかいが砕けてきたな・・・こんな営業マン実在するんだな)
怒ってませんが?」

スーツ男
「さっきから怒っているでしょう!?」


「こんな人です」

スーツ男
「は?」


「俺はこんな人です、あなたは友人じゃない、職場の人間じゃない。関わらなくていい人間だ」

関わらない意思を伝え、ドアをそっと閉じようとすると、またまた、バインダーで阻止してきた


「(はぁ〜まだ続くんか・・・)」

001012022/06/05(日) 09:28:32.30ID:kNPvrZaT
俺は、スーツ男の話を訊く事にした。
どうせ何らかの金融商品を売り付ける様アンケートか何かで話を進め
このままでは先生き見えないと将来の不安を煽りその改善案として金融商品を売り込むんだろう。
渋ったところで、いかにソレが素晴らしい物か買わない事が如何に損か
それを買わない奴は(オブラートに)無知か馬鹿だと
対象者の自尊心を突いてくるんだろうな

001112022/06/05(日) 09:37:43.90ID:kNPvrZaT

「早くして下さい」

スーツ男
「は?」


「話を訊くと言ってるんです」

スーツ男が一瞬、安堵した様に思えた。やっとで自分にボールが回って来たんだ
これで、好きなだけボールを回せると

001212022/06/05(日) 09:44:36.18ID:kNPvrZaT
スーツ男は、背筋を伸ばし話始めた

スーツ男
「私、こと地域を担当しており、この地域にお住まいの皆様方にお伺い・・・」


「(そこからかよ・・・さっさとアンケートとやらから始めろよ、早くしろとはそういう
意味だ)」

俺は、もう何度めかわからんドアを閉める動作をした、が当然バインダーを挟み阻止をしてくる

001312022/06/05(日) 09:55:52.38ID:kNPvrZaT
スーツ男
「ちょっと!!」


「話長いです。」

スーツ男
「さっきから話してないじゃないですか」


「建前訊いてるんじゃないんです。アンケートか何か質問あるんでしょう。それから
始めて下さい」

スーツ男
「・・・!!」

2秒位だったか、沈黙が流れた、スーツ男はマスク越しだが、歯を食いしばっている様に
思えた。


「(沈黙は会話の意思なしと判断して良いんだよな?)」

おれは、もうドリフのコントをしている様な気がしてきた、ドアを閉める動作に入るが
やはりバインダーを挟んで来た。

001412022/06/05(日) 10:12:19.55ID:kNPvrZaT

「早くして下さい」

スーツ男はようやく理解してくれたのか、簡単なアンケートを開始した
アンケートか・・・本当に予想通りじゃないか

001512022/06/05(日) 10:42:38.81ID:kNPvrZaT
スーツ男
「あなたは、この地域に住んでますが、この地域の事どの位御存じですか?」


「知りません」

スーツ男
「この地域に住んでどの位経ちますか?」


「2年です」

スーツ男
「どういう経緯でここに住まわれているのですか?」


「仕事です」

スーツ男
「ご職業は」


「派遣です」

スーツ男が派遣と訊いた時、笑った気がした、なるほどなるほど、派遣なら将来的に
不安だろうと、商品を売り付けるのに与しや易いだろうと・・・そう感じた

001612022/06/05(日) 11:18:35.14ID:kNPvrZaT
スーツ男
「あなたは、現在賃貸を利用してますが、将来的に不安もあると思いますが、
将来の住まいについてご興味ありますか」


「興味ないです」

俺は、ここがアンケートの終点だと判断しドアを閉める動作に移った。
スーツ男は俺の動作に気付いていない様子で話しを続けていた

スーツ男
「では、あなたは賃貸を利用されてますが、将来的に賃貸を利用することが出来なく
なる話がある事はご存じだと思いますが・・・!!!(ドアを閉め掛けてるのに気付く)」

血気盛んな20代、30代ならスーツ男の話に喰いつき揚げ足取りたくも成るだろうが
老化かな?付き合う気になれなかった。
が、テンプレの様にバインダーを挟んで来た。
社員教育で教え込まれてんのかソレ。
内側ドアノブ越しから、スーツ男の引力を感じた。
スーツ男は距離を縮めてきた。

スーツ男
「あんた、さっきから!!!」

スーツ男の顔面との距離は近かった。
明らかにイラついており眉間にシワを寄せてたが
にスーツ男は顔面偏差値が高かった。

そうなんだよ、スーツ男、顔の造形が良く出来てんだよ

001712022/06/05(日) 11:19:57.08ID:kNPvrZaT
失念、今さらながらスペック、顔面偏差値も出たところで

001812022/06/05(日) 11:40:49.99ID:kNPvrZaT

【年齢】
40
【顔面】
出生柄浅黒い、市○容疑者(整形前)、綾野剛に似てると言われた事がある
【詳細】
思春期に漫画、ゲームにより脳を灼かれ、当時の左記に関した社会的風潮も
働き、カースト位置が確定。以降サッカー競技者、サポーターを軽蔑する様になる。
スーツ男とは真逆の属性を持つ。

001912022/06/05(日) 12:49:01.83ID:kNPvrZaT
スーツ男
【年齢】
20代前半
【顔面】
色白爽やか好青年、スレ主が俯瞰した評価で見ても歴代2位と極めて優れている
髪型、眉のメンテにも力が入っており、髪眉ともに茶色の着色がしてある
【詳細】
スレ主とは対極の存在
中学高校とサッカー、オタクに対する悪質な悪戯に従事。
同じ部活生とサポーター(女子)と共に、日々カースト低層階民を嘲笑する生活に喜びを見出す
親、女性からの寵愛が強く、自尊心が高く育った。
それなりの、大学へ行き、サークル活動、合コン、と順風満帆な大学生活を送る
ある日、先輩からサッカーに替わる新しい球技を教わった
銀色の玉をレバーの調整で弾くスポーツに熱中した
3年生になり、自身の才能を見出し銀色の玉を弾くスポーツを極めたら、勉学は不要と
周囲に熱弁する様になる。
4年生になり、同期が内定をもらっていく中、焦りだす様になるが、競技者のプライド故か
就職活動はしなかった。
プロの銀玉競技者として生活する事を決意し大学を中退したが、突如ブランクが訪れる
ブランクは長続きし日々お金は目減りしていったが
容姿のメンテ、女性との交際費を削る訳にはいかず先輩に副業を斡旋してもらった。
内容は、賃貸に住む住人を対象とした金融商品の訪問販売だった。
与えられたノルマをこなすのが難しかったが、
自身のこれまで築いてきた人脈に勝機を見出し、学生時代の知人を呼びつけては金融商品を
買う様、強要し、その行為を拡散され次第に友人、後輩と疎遠になっていった
それでも、女性からの支持は根強く、自身の行いを俯瞰した目線で見つめる機会が無かった為
精神年齢は中学時代から成長していない。

尚、スレ主はスーツ男と遭ったのはその日限りである。

002012022/06/05(日) 23:31:02.35ID:VKZof86R

「話終わりましたよね?」

スーツ男
「話してないじゃないですか!!」


「十分話しましたが?」

スーツ男にとって"話"とはきっと、俺と何らかの契約を取交す迄の事を言ってるのだろう

002112022/06/06(月) 06:16:48.19ID:GtXR1hys

「情報提供しましたよね?」

スーツ男
「何も教えて無いじゃないですか!!」


「成約率だすでしょう?俺とのやり取りも分母に入れません?(知らんけど)」

スーツ男にとって、情報とは貯蓄額や口座の暗証番号の事ではないだろうか?

002212022/06/06(月) 19:02:33.74ID:PXiERsYN

「話す事ありません」

俺は、ドアを閉めるが反対側からスーツ男が引っ張っていた

スーツ男
「あんたも、生活してる以上、住まいは必要だろう!」

はぁ〜、面倒臭い。
腕力で負ける事は無いと思うが、もし蝶番が外れたら?
ドアノブが引っこ抜けたら?
スーツ男は弁償出来るのかね?

002312022/06/06(月) 19:16:13.02ID:PXiERsYN

「実家が・・・」

スーツ男
「実家がどうしたんですか?」

スーツ男の力が明らかに強くなった
・・・この発言は俺の落ち度だ。
実家は不動産を所有しており、母親から"住まいは貸す為のモノ"という
思想を教えこまれた。
だが、こいつに言う必要は何処にもない!
決めた、こいつは自分が何者なのか解って無いようだ。
諭してやる。

002412022/06/06(月) 19:20:52.77ID:PXiERsYN
スーツ男
「実家がどうしたんですか!?」

スーツ男は笑顔だった。
話題の裾野を広げるキッカケを掴んだからだろうか?
もしくは、俺のバックグラウンドを都合良く解釈しているからだろうか?

002512022/06/06(月) 19:23:16.07ID:PXiERsYN

「どうでもいい」

スーツ男
「実家が、、、」


「俺の話はどうでもいいんですよ、言う必要ない」

002612022/06/06(月) 19:28:58.60ID:PXiERsYN

「今日の俺は、紳士的な方です。普段ならあなたみたいな人とは絶対会話しない。
何故、今日だけ特別かご理解出来ますか?」

スーツ男は言葉が詰まってる様だった。


「今日はね、郵便物が届く予定だったんですよ。チャイムが鳴ってドア開けたら
あなたが居た・・・辟易しますよね?」

002712022/06/06(月) 19:38:39.84ID:PXiERsYN

「普段は玄関先に訪問者が来ても対応しません。
そいつらは、決まって宗教かあなたみたいな人だ。
そいつらの話を要約すると"お金頂戴"です」


「話す事はありません。」

俺は、初めてドアを閉めるのに力を入れた。
もうスーツ男の顔は見えないが、怒りを込めた主張が聞こえた。

002812022/06/06(月) 19:46:56.49ID:PXiERsYN
どうやらスーツ男は、俺に対する営業を諦めた様だ。
その代わり、俺に対する罵倒を始めた。

スーツ男
「お前だって働いている以上、金貰ってるだろ!!!」

スーツ男
「おいっ!おいっ!!おいっ!!!」

間に合わなかった、またバインダ―挟んで来たよ。

スーツ男
「お前も大した事してないだろ!!!」

お前"も"か、初めてスーツ男に感心した。
自分のやってること良く理解出来てるじゃないか

002912022/06/06(月) 19:53:07.28ID:PXiERsYN

「もう閉めますよ?」


「ソレどかして下さい」


「閉めますよ?」

スーツ男
「閉めろカス!!!」

スーツ男は、捨て台詞を吐き、バインダーを引っ込めた。

003012022/06/06(月) 19:58:21.73ID:PXiERsYN
俺は、鍵を掛けた後、妙に懐かしさを感じた。
それは、中学時代、俺に絡んで来た、サッカー部のヤツと
口論になった時と一緒だ。
スーツ男の精神年齢は14歳のサッカー少年から成長してないんだろう。

003112022/06/06(月) 20:01:25.64ID:PXiERsYN
俺は一服する為、ベランダに座り火を付けた。
その時、隣のチャイムが鳴った。
アイツ正気か?
あんなにわめき散らしといて、住民が気付かない訳ないだろう?

俺は、ベランダで日向ぼっこをしながら郵便物が届くのを待った。

003212022/06/06(月) 20:15:25.14ID:PXiERsYN
〜終わりに〜
本スレは2022年6月4日、愛知県某所の閑静な住宅街で
起こったスレ主の闘いの記録である。

この出来ごとが起こった後、スレ主は、この事を書きとめる必要に駆られた。

その動機は、スレ主の娯楽であり、ネット文化への寄贈であり、地域社会への警鐘
であり、報復からの防衛の属性を込める。

003312022/06/06(月) 20:20:36.40ID:PXiERsYN
【参考文献】エコノミックヒットマン/ジョン・パーキンス著

抜粋
私の仕事には主要な目的が二つある、、、。
第一に、巨額の国際融資の必要性を裏付け、
大規模な土木工事や建設工事のプロジェクトを通じて
メイン社ならびに他のアメリカ企業に資金を還流させること。
第二に、融資先の国々を破綻させて、
永遠に債権者の言いなりにならざるを得ない状況に追い込み、
軍事基地の設置や国連での投票や、
石油をはじめとする天然資源の獲得等において、
有利な取引をとりつけることだ。

003412022/06/06(月) 20:27:25.53ID:PXiERsYN
俺40歳、中学生サッカー部に罵倒される


■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています