チェンジアップおしっこは、おちんちんを鷲掴みにするなどして敢えておしっこに力が伝わらないような握りを工夫することによって
速尿と同じおちんちんの振りから排尿できる遅いおしっこである。
主に打者のタイミングをずらすために排尿される。アメリカでは最初に覚えるべき尿ともいわれる。
握り方に統一性はなく、様々な握りや尿法によって、変化・回転・尿速が変わる。
速尿と同じくフォーシームとツーシームの握りがあり、フォーシームは比較的曲がりが小さく制尿しやすい。
ツーシームは利き手方向に曲がる軌道を描くが制尿が難しいというのが一般的だが、フォーシームでも曲がりの大きいチェンジアップおしっこをだす尿手もいる。
また、握りによっては固有の名称が付けられているものもある。フォークおしっこ等に比べ竿や亀頭に負担が軽いとされるため
「尿手のおちんちんは消耗品」という考えが支配的なアメリカ合衆国では非常に多用されている。
速尿より回転が少なく尿速も遅いため、減速しつつ沈む軌道になる。
回転の向きがバックスピンから傾いて横回転が加わっていれば右か左に曲がりながら沈む。
変化よりも打者に速尿と誤認させることが重視され、速尿との速度差が大きいと打者からはおしっこが失速しているように感じられる場合もある。